陰キャ。陰気なキャラのこと。つまりこのブログを運営している私のような人間のことをいいます。私には友達がいません。だから「友だちいない研究所」というブログを一人で運営してぼっち体験などを毎日書き連ねています。そうなるとますます人付き合いが嫌いになり、なおさら人が離れていき、孤独になれるという好循環が生まれてきました!

私に限った話ではないでしょうけれども、陰キャはそもそも車とかドライブが好きじゃないでしょうね。
ドライブに行ったところで、また自宅に戻ってこなければいけません。片道1時間なら、往復で2時間を移動に費やすことになります。

でも2時間使うなら、運転じゃなくて映画のほうがよほどいい体験だと思うんですけどね・・・。

それに、車なんて金食い虫の代表選手。

現在、自家用車の稼働率は極めて低く、1日の大部分の時間は駐車場に置かれたまま、使用されていません。日本では自家用車の平均稼働率は、4.2%程度だといわれています。

(https://toyokeizai.net/articles/-/316256?page=2より)
こんな「停まっているだけ」の存在に保険料や駐車場代、自動車税といったコストがかかるなんて、クレイジーにも程がある!

・・・なんていう発想に共感してくれたあなたは、ガチの陰キャです。おめでとうございます!!

そんなあなたはヴェルファイアとの相性が抜群に悪いです!


陰キャとヴェルファイアの相性は悪い!


ヴェルファイアはこちらです。
velfire
(画像:トヨタ自動車公式サイトより)

まずエントリーモデルでも400万円以上するというのが信じられません。
レンタカーを400回借りたほうがよほどいいですね。7人乗りというスペックも陰キャとは無縁。1人乗りで十分です!!

さらに言うならこの黒くていかつい車体。なんだか威圧的で嫌な感じがします。

極めつけはこのキャッチコピー!!
この世には2つに1つしかない。

圧倒する側か、それとも、圧倒される側か。
VELLFIRE or NOT  あなたは、どちらか。
ヴェルファイアが圧倒する側=強者であり、これ以外の車に乗る者は圧倒される側=弱者である。さああなたはどちらか? と言いたいのでしょう。こういう車に乗っている人が強者であり、誇るべきであるとする貧しい価値観・・・。

「この世には2つに1つしかない」というフレーズなど、人間の社会は多様であり、その多様性ゆえに誰もが尊重されなければならないというダイバーシティの概念に完全に反するものであり、社会を勝敗や強弱といった一面的な切り口からのみとらえているという時点で、完全に陽キャというか、いつも自分が勝者の側にしかいたことがないがゆえの、おめでたい考え方がミエミエです。私はこのキャッチコピーを見た瞬間に猛烈な嫌悪感を感じてしまいました。

そもそも人は、こういう車を運転していれば偉くなれるというものではありません。が、この宣伝文句は「染まりやすい」人を本当にそっちの価値観へ誘導するようなものですね。
思い出すのは、ドイツやフランスを旅していたときのこと。あちらでは、道路は歩行者優先の考え方が根付いているので、横断歩道で立っていると信号が設置されていなくても、たとえBMWだろうがベンツだろうが「渡りなさい」とでも言わんばかりに私の前で停車してくれるのでした。

日本ではまったくそんなことがなくて、車は赤のときだけ停まるもの。歩行者よりも車のほうが偉いんですね。「VELLFIRE or NOT  あなたは、どちらか」なんていうキャッチコピーが生まれる土壌がこの国には元々から存在していたのかもしれません。だとしたらなんと貧しい国でしょうか。

・・・と、ヴェルファイアについて思うままを陰キャである私が書き綴ってみました。これがまさに陰キャがヴェルファイアに対して抱いた感想そのものです。陰キャとヴェルファイアの相性の悪さ、ご理解いただけたでしょうか?