もはや記事タイトルがすべてです。

このブログは「友だちいない研究所」といいます。つまり管理人である私には友だちがいません。スマホの電話帳も家族とか習い事の先生など、8件しか登録先がありません。もちろん友だちと呼べる人の連絡先など1件も登録されていないわけです。

そういう私のスマホの使い方は、朝に電源ON。このとき充電が仮に100%の状態だったとします。夜までとくに使うこともないので、夜9時ごろに電源OFF。充電は90%くらい残っています。

これが私の1日のスマホのすべてです。一応社会人です。が、内勤の仕事なので社外から誰かに電話するなんてこともありません。LINEもやっていません。どうせ友だちがいないので連絡したい人もいないし、連絡してくる人もいません。

正直な話、私はいつも1人でいるのが好きなので人付き合いはノイズでしかありません。
人付き合いに失われていたはずの時間は0分なので、休日はヴァイオリンの練習やジョギングなど、やりたいことに100%取り組めています。こうなると対人関係のストレスは理論上ゼロになるので(仕事での人付き合いは除く)、不幸ゼロ、つまり「幸福」といってもほぼ差し支えない状態になります。

こんな暮らしをしているので、スマホってやっぱり持つ意味ありません。

・・・と思いきや、社会全体が「スマホのない暮らし」を想定していないことがかなりあるので、たとえ友だちがいない人といえども持たざるを得ないのです。残念。


友だちいなくても、スマホを持たざるを得ない理由

たとえば映画館とか演劇とかのチケットは、紙のチケットではなくQRコードオンリーになってしまっている場合もあります。「入口でスマホをかざして入場してね」というやつ。
ただこれって結構困ります。QRコードを表示させようとしたら、その時に限って電波がうまく入らない場合だってありますから。2022年7月のauの大規模通信障害なんて、これのせいで迷惑を被ったイベント関係者はたくさんいるはずです。

この他にも、Googleなどのアカウントにログインしようとしたとき、2段階認証が導入されている場合はスマホに6桁とかの暗証番号を通知するようなシステムになっているので、こういうインターネット系のサービスを使おうとするとやはりスマホがあることが当然視されていることがうかがわれます。

それと、出先で乗り換え案内をチェックしたり、時計代わりにしたり、アラームにしたり、懐中電灯機能を使ったり、写真撮影したりと、案外「人と連絡を取る」以外の機能が地味に役立ちます。「札幌駅から新千歳空港まで、電車と高速バスならそれぞれ何分かかるのか?」を知りたくなったとき、スマホがあるのとないのとでは大違い。

・・・と、このように「友だちいないから、スマホはいらない」と思っていたら案外そうでもないシチュエーションにちょくちょく遭遇してしまうので、格安スマホの一つでも持っておくしかないですね。ちょっと悔しいですが。


友だちいない人はむしろタブレット端末が便利

「人と連絡を取る」以外の機能でスマホを使うのであれば、タブレット端末も併せて持っていると便利です。
というか私がもろにそれ。職場の昼休みは当然一人ぼっちですが、そのとき電子書籍で本を読んだり動画を見たり、それ以外でもネット検索に利用するのはスマホの小さい画面よりも圧倒的にタブレット端末のほうが便利です。
もちろん写真や動画の撮影も可能ですし、QRコードの読み取りやアラーム機能も無料アプリをダウンロードすれば使えるようになります。

最近では1万円程度の格安タブレットが山のように発売されているので、どれか適当に1台買っておくと絶対に「買ってよかった」という気持ちになること間違いなし(私がそうでした)。これで一人ぼっちの時間であってもいろいろなコンテンツを楽しむことができるようになるので、ますます友だちがいなくても全然OKな気分になれます。そうなればしめたものです。