働いている人の場合、仕事の後つまり夜にヴァイオリンのレッスンを受ける人もいるでしょう。
私もその一人です。

仕事が終わってある程度時間があるので、食事をしてからレッスンというパターンが私は定着しています。しかし、経験的に言ってレッスン前に何を食べるかでなんとなくレッスンのとき先生の前で上手く弾けるか失敗するか、また先生から多くのものを吸収できるかそうでないか、若干違いがあるような気がします。

非科学的かもしれませんが、なぜか私の場合はそうなのです。どういうお店でどんなふうに食事をしたかで、その後の気分とかテンションがレッスンの充実度に影響をしているのでしょうねきっと。

ここに書いているのはあくまでも私個人の話にすぎませんが、ヴァイオリンのレッスン前の食事には何を食べたらいいのか、避けたほうがいいのか・・・。具体的に書き連ねていきます。


ヴァイオリンのレッスン前の食事は何がいいの?


以下に書かれたお店の名前は、例えば吉野家、松屋と書いているのはすき家、なか卯などと読み替えても差し支えありません。また、あくまでも「ヴァイオリンのレッスン前の食事をするお店の選択肢になるかどうか」という観点から書かれたものです。取り上げたお店は、日本全国どこに住んでいる方にも参考になるよう、チェーン店のみとしました。


吉野家、松屋
おすすめしません。普段のサラリーマンのすきま時間の食事となにも変わりません。店内にいるお客さんもサラリーマンとか学生とか、しかもおしなべて男ばかり。「いらっしゃいませこんにちは~ 並でよろしかったでしょうか」的テンプレ接客を受け、サラリーマンとサラリーマンに挟まれて牛丼を食べる。でそのあとモーツァルトって世界観がかけ離れすぎているんですけど・・・。


日高屋
おすすめしません。店内の換気がよくないのか、どこの日高屋も店内にいい匂いがしません。中華料理特有のちょっと臭みがある空気をずっと吸う羽目になります。床も油が付着していてツルツルします。お客さんもなんだかあまりお金を持ってなさそうな中高年男性が多いです(失礼!)。
ここで中華丼を食べた後にメンデルスゾーンってどういう世界観だ?


はなまるうどん
わりといいです。要するにうどんそのものがガッツリした食材ではないので、あまり胃が重くならず、適度に腹を満たしてレッスンを受けることができます。牛丼屋や中華料理屋ほど客層の年齢、性別が偏っていないので、幅広い人から支持されている様子が伺われます。つまり女性でも入りやすいですね。でも、わかめうどんの後にブラームス?


ラーメン屋
どこのラーメン屋であろうとおすすめしません。人によっては辛いラーメンを食べて直後に下痢になる人もいるでしょう。あとは日高屋について書いたこととほぼ重複します。


スシロー
寿司はおいしいですね。1皿100円程度という価格も好感が持てます。
ただその安さゆえにどこのスシローも大盛況。そうなると必然的に「食べる」時間のほかに「レーンに乗って流れてくるのを待つ」という時間も長くなります。体感的に食べる時間を1とすると待つ時間は2でしょうか。
レッスン前の時間は限られているのに、提供までの待ち時間が長いのは正直やきもきします。ゆえに回転寿司は向いていません。


サイゼリヤ
じつはおすすめです。本格的なイタリアン(といっても日本人の舌向けにカスタマイズされているのだが)が数百円で楽しめます。たとえばシャキシャキしたレタスとトマトにたっぷりとオリーブオイルがかかったサラダが350円。パスタやピザは500円。さらに200円足せばドリンクバーもついてきます。

牛丼屋やラーメン屋などと比べると椅子やテーブルの専有可能面積が明らかに広いので楽器ケースの置き場に困ることもないでしょう。

唯一の難点は、お店によっては学生や家族連れが多くてちょっとうるさいかもしれません。ただ平日夜ならそういうこともあまりないでしょうか。

クラシック音楽といえばあくまでも西洋の音楽なだけに、日本風イタリアンであっても小エビのカクテルサラダを食べたあとでモーツァルトのソナタなんてかなり「それっぽい」ではありませんか。
(そもそもしょっちゅう牛丼とかラーメンを食べる人にモーツァルトとかドビュッシーとかプッチーニとかの世界観が分かるのでしょうか?)

以上は、あくまでも私個人の体験から書き記したものですが、「レッスン前の食事は、いつもパターンが決まっている」という人は、普段と違うお店に入ってみるとまた違った気分でレッスンを受けることができるかもしれません。