知っている人は知っている、知らない人は知らない(当たり前)のメゾ・ソプラノ歌手であるキャサリン・ジェンキンスさん。
私は2008年に初めてCDを買ってからというもの、よく聴いていました。
とくに旅行とか出張とか、疲れて家に戻るときの帰り道にはぴったりの声質でした。包み込まれるようなシルキーボイス。これを上質と言わずして何と言うのでしょうか。
思えば2008年も仕事の都合で3ヶ月ほど横浜の自宅を離れて九州でホテル暮らしをする羽目になり、毎日クタクタでした。だからなんですね、この声には本当に救われました。
当時はニュージーランド出身のヘイリー・ウェステンラさんもフジテレビドラマ『白い巨塔』で主題歌を歌うなど、似たような傾向の歌手も注目されていました。彼女はソプラノで、生まれつき絶対音感があったらしく、音程は私が実際に聴いた生演奏でも正確そのもの。濁りのないクリアな声が素晴らしかったです。
しかし、キャサリン・ジェンキンスさんの来日コンサートがあってもおかしくないのにまったくその気配が感じられません。上記動画を視聴すればおわかりのように実力としては申し分なし。なぜだ?
そう思って10年以上経過しました。そしてあるとき・・・。
ぼっち@3_bocchi
ヘイリーの来日公演はあったが、キャサリン・ジェンキンスの来日公演はないのだろうか・・・、とずっと不思議だったが、いつの間にか来日が決まっていた。これは驚きだ。
2022/07/17 21:28:55
キャサリン・ジェンキンス コンサート | オーチャードホール | B… https://t.co/4pOOqlCnhJ
なんと! 逆になぜ今?? と疑問を抱いてしまいますが、来ないより来てくれるほうがよほどいいに決まっています。
場所は渋谷のオーチャードホール。2022/9/3(土)18:00開演です。
予定曲目は
ミュージック・オブ・ザ・ナイト(『オペラ座の怪人』より)
ネヴァー・イナフ(『グレイテスト・ショーマン』より)
オールウェイズ・ラヴ・ユー(『ボディガード』より)
愛のテーマ(『ゴッドファーザー』より)
虹の彼方に(『オズの魔法使い』より)
天使の嫉妬
私のお父さん(『ジャンニ・スキッキ』より)ほか
「ほか」。一体なにが・・・、と気になりますがおそらくモリコーネの曲が歌われるのではと勝手に予想しています。その他、「私は英国から来ました」ということで I Vow To Thee, My Country とか Jerusalem, Rule Britanniaなどが歌われるのでしょうか。
「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本公演は中止や延期になる場合があります。予めご了承ください。」というBunkamuraの告知がちょっと気がかりですが、無事来日してくれることでしょう・・・たぶん・・・。
この手のコンサートというのは、一期一会だというのは身にしみてわかります。邦人演奏家なら一度チャンスを逃してもまあ数ヶ月~1年後くらいに次の機会が巡ってくることでしょう。でも外国人演奏家の場合はそうではありません。ヘイリーもいつの間にか来日しなくなりました。まあ理由は大体想像がつきます。今回のこの機会を逃すと、たぶん英国を訪れたときにコンサートがあって、当日券もゲットできて・・・、というものすごい偶然が重ならないと生演奏を体験できないでしょう。したがって行かないという選択肢はありません。
バックのオーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団。こういうコンサートはオーケストラがえてして臨時編成だったり、聞いたことがない謎団体だったりとそもそもオーケストラのアンサンブルにがっかりすることが多いですが、東フィルなら日本有数のオーケストラですから、もう何の心配もないでしょう。
1日しかコンサートがないことが、唯一の不満ではありますが、もしかすると最初で最後かもしれませんので、心して現場に足を運びたいと思います。

コメント
コメント一覧 (1)
曲目も今回変わっていますね。
無事開催されることを祈ります。