このブログは「友だちいない研究所」といいます。つまり私には友だちがいません。
ええ、まったく。全然いません!! だから仕方ないのでこういうブログを作って一人ぼっちな人間の日常を書き連ねることを一念発起してはや4年。暗いですね!!

この4年間、着順に陰キャな暮らしが徐々に市民権を得てきました。
とくに新型コロナウイルス感染症の影響で一時的にとはいえステイホームなどの言葉が流行り、人と会うことそのものが悪者扱いされ、一人ぼっちで何かをすることが全国的に広まっています。これは素晴らしい!! このため陰キャな暮らしというものに(それが陰キャだと知らぬうちに)全国民がしっぽりとした関係になりつつあるのです。

こちらの画像をご覧ください。


inkyaa


これは「陰キャ」というキーワードがどれくらいネットで検索されているかを図示したもの。
Google Trendという、Googleが無料で提供している機能で調べました。
過去5年の傾向を見る限り、明らかに右肩上がり! 

さらには「陰キャ」が国語辞典に掲載される時代にもなったのです!

【意味】

—「陰気なキャラクター」。

—雰囲気や言動が暗い人。

—内気でコミュニケーションが苦手な人。

など陽キャの反対語として知られる「陰キャ」も、ついに辞書に載る時代に。いわゆる「非リア充」のことを指す言葉で、ネット掲示板やSNSでは自虐的な意味合いで使われることが多いです。

載っている辞書:三省堂国語辞典 第八版(三省堂)など

(https://dime.jp/genre/1354460/より)

陰気なキャラクターといえばたしかに私など100%当てはまります。だから友だちいないんですね・・・。
それはさておき国語辞典にまで掲載されているということは、これを編集した国語学者たちも「これは掲載する価値がある」と認めたに等しいです。なんと、「陰キャ」にスポットライトが当たる日がやってくるなんて、自分がそれだと自覚したときには想像もしませんでした。

じつは日本人というのはとても孤独というか、根暗というか、あまり幸福感を感じないということはたびたび指摘されています。
たとえば
などをご覧いただくのが手っ取り早いでしょう。

日本人は謎に連帯しがちですが、SNSはそういう特性の人との組み合わせが最悪らしく、

SNSは他者との比較が容易なツールですから、フォロワーの多い人や、コメントするとすぐにリプがつく人と自分を比較して、寂しさを感じやすい状況にあるといえます。

S型の遺伝子を持った人が、SNSは使うことで、必要以上に不安になったり、疎外感を覚えたりする恐れがあります。

孤独が原因で起きる、疎外感、寂しさ、悲しさといったネガティブな感情をひとくくりにして「孤独感」と呼びます。日本人はSNSによる孤独感を感じやすい傾向にあります。

(上記記事より)
しかし、今からSNSのない社会を作ることは不可能です。
ゆえにこそ日本人はこれからも必要以上に孤独感に浸ってしまい、なおさら陰キャなライフスタイルにはまってくことは間違いないでしょう。そりゃ少子化も進みますわ・・・。