ヴァイオリンを練習する人は分かるはずです。

・・・立って演奏していると、足の裏が痛くなることに。
まあ当然ですよね。足の裏には自分の体重のすべてがかかるわけですから。

体重50kgの人には50kgの、60kgなら60kgの、70kgなら・・・くどいのでやめておきましょう。

というわけで底の厚いスリッパを買ったり、椅子に座ったりして練習するという人もいるでしょう。

この足の裏問題というのはスポーツでもバレエでも一緒でした。みんな似たような悩みを抱えているんですね。


医者にアスファルトの道路を走ることを注意される

人間ドックで腎臓機能がC判定だったので再検査のため某クリニックを受診。
そのとき、ランニングをしていること、夏は泳いでいることを告げると「最近はどこの道もアスファルトですからねえ。あまりアスファルト舗装された道路を走るのは良くないですね。できれば芝生とか土の地面がいです。走るより水泳のほうがいいですね」と言われてしまいました。なんだかスポーツが体に悪いみたいな言い方ですが・・・。

まさかこの先生、そんなしょうもないことを俺に言うために慶應の医学部を出たのか? と余計なことを思ってしまいましたが口には出しません。

で、調べてみると・・・。

ランナーにとって最悪の路面が2つあります。それが石畳とコンクリートです。これらの路面で走るときの衝撃はとても大きく、負荷の高いトレーニングをすると簡単にケガをしてしまいます。

その次に良くないのかアスファルトです。アスファルトとコンクリートは同じくらい硬いと思われていますが、実際には7倍くらいの硬さの違いがあります。コンクリートよりもアスファルトのほうが断然柔らかく、関節への負担が小さくなります。

私は裸足でフルマラソンを走ることがあるので、アスファルトが柔らかいという感覚がよく分かります。きれいなアスファルトはとても柔軟性があり、きっちりと足を受け入れてくれます。

ただし一般的なランナーにとって、アスファルトは決して柔らかくありません。ソールの薄いランニングシューズで走れば、ケガのリスクがかなり上がってしまいます。

(http://runningstreet365.com/column/14782より)

げっ。そうだったのか。膝への負担がかなり大きいなんてことまるで意識しないで6年くらいアスファルトの道路を走っていました。それで故障をまったくしていないのはたまたまでしょうか。

ただ東京都ってどこもかしこもアスファルトだし、駒沢公園みたいな恵まれた環境なんてそんなにないんですよね・・・。

似たような問題はバレエでもありまして・・・。


バレエの足の裏問題

昔のバレスタジオは木材の床が普通でしたが、いまではリノリウムの床が一般的になりました。
リノリウムは松脂、顔料、コルク粉などでできており、ほどよい弾力性があります。陸上競技場のタータン(あの赤茶けた路面です)は合成ゴム製で水はけがよく、雨の日でも競技が行なえるというすぐれもの。これのバレエスタジオ版がリノリウムといったところでしょうか。

バレエダンサーはトゥ・シューズをはいたり高いジャンプをしたりするので床が硬すぎたり柔らかすぎたりすると疲労や怪我のもとになります。したがってスタジオを建設するときは材質がじっくりと吟味されるとか。ここまでくるともうバレエダンサーもアスリートと言っていいんじゃないかと。


結局のところ演奏家もアスリートもバレエダンサーも体が資本です。が、一度痛めてしまうと取り返しがつかないことになってしまいがちです。たかが足の裏と侮らないできちんと保護するように対策すべきなのはどの職業であっても同じようですね。