人生で何度か、挙動不審になることがあるでしょう。
女性から慣れないアフタヌーンティーに誘われてしまったときとか。でもNOという選択肢など最初から存在しないので、いかに陰キャといえども退く訳にはいきません。

陰キャ・友だちいない・なのに女性からアフタヌーンティーに誘われた・でもアフタヌーンティーなんていまいちわかってない
・・・なんていう悪条件が重なってもキョドらなくて済むように、私は自分自身の経験を書き留めておきましょう。


アフタヌーンティーで陰キャが緊張しなくて済むためのポイント


1.服装
アフタヌーンティーはスタバとかドトールじゃなくてホテルのラウンジとかで提供されるのが普通です。場所的にも銀座のように、非日常感がある所でアフタヌーンティーが提供されるお店が多いです。
間違っても高田馬場とか上石神井とかでアフタヌーンティーをやってるお店はないでしょう。

というわけで間違ってもチェックのシャツのように理系男子が着ているようなやつは避けたほうがいいでしょう。まあジャケットにスラックス、革靴ぐらいで十分です。
といっても仕事で着てるスーツのジャケット、革靴じゃなくて(そんなことをしたら仕事着で来たんか、と思われること間違いなし。でも相手は口に出しません。あなたは黙って切り捨てられます)、私服として来られるようなジャケットです。持ってない場合は・・・1万円くらいで買えますからルミネとかに探しに行きましょう。


2.食べ方
アフタヌーンティーはお茶と一緒にたいてい2,3段のケーキスタンドに色々な食べ物が載せられて提供されます。
男がやってしまいがちなのがケーキが可愛いからといきなりそれを食べてしまうパターン。

・・・これをやってしまうとやはり女性から(あ、わかってない)と何も言わず色々なものを見破られてしまうのでやめておきましょう。

ワインを飲む順序に白から赤、お寿司を食べる順序に光り物、白身魚、マグロやサーモンなど、穴子、巻物、玉子焼きがあるのはご存知ですね。これは「味の薄いものから濃いものへ」という原則に則っています。逆順だと味がわからなくなってしまいます。

アフタヌーンティーの場合、サンドイッチ、スコーン、ケーキという流れが一般的です。
サンドイッチには生ハムとかオリーブとかが添えられています。スコーンはジャムとかクリームとかを塗って食べます。ケーキは文字のごとく。サンドイッチなどは手でつかんでもOK。食べる時は、一口で食べられないものはナイフ、フォークを使ったほうがいいでしょう。が、扱いに困った時は女性の仕草をチラ見してマネればOK(せこい)。露骨に出方をうかがってはいけません。あくまでも困った時のチラ見です。胸元ではなくカトラリーの扱いをチラ見します。


3.会話
当然TPOにふさわしい会話ができないと周囲から浮いてしまいます。うかつにアイドルとかラブライブ! とかの話をしてしまうと女性から(あ、オタク)と無言で切り捨てられてしまうのでやめておきましょう。私はいたく応援している渡辺麻友(引退しちゃいました、グスン)さんとか葉月恋とかが喉元まで出ましたがスコーンとともに飲み込みました。危なかった。代わりにいかにもこのブログの「歴史のお話」とか「書評」カテゴリに書いてありそうなことを喋りました。


・・・とまあ、とりあえず以上3点を押さえておけば大丈夫でしょう。どうしてもわからなければ、YouTubeとかで親切な人が解説してくれていますからそれを見ればいいです。
アフタヌーンティーはあくまでもオトナの場所なのでくれぐれもラブライブ! の話だけはやめておきましょう。ラブライブ! は素晴らしい作品ですが、澁谷かのんとか唐可可とか平安名すみれとか嵐千砂都とか葉月恋の名前を言ってはいけないシチュエーションというのも世の中には確実に存在するのです・・・。