高校の夏休みの宿題で「オープンキャンパスに行ってレポートを書け」というのを出されるときがあります。

しかしオープンキャンパスに行くのってけっこうめんどくさい。そもそもそこまでして行きたい大学がなかったり、別の用事と日程が重なっていたり、一緒に行ける友だちがいなかったり。
実際にはサッと行って見るだけなのでそんなに難しいものではないですが、ぼんやり見ているとそれだけで1日が過ぎ去ってしまいます。

で、家に帰ってから「何を書いたらいいんだ?」となりがち。仕方ないのでもっともらしいことを書き連ねて終わらせてしまうことになります。

事前に「何を見ようか」というポイントを自分なりに決めておけば困ることはありません。
オープンキャンパスでは何を見ればいいのか・・・。

オープンキャンパスでチェックすべきポイント

オープンキャンパスでぜひチェックしておきたいポイントはいくつかあります。

1.大学に入ってからの勉強はどんなものか
一般的に、高校までの学びは「答えがあることを勉強する」というスタイル。例えば微分積分のやり方とかがそうですね。
大学に入ってからは「答えがない問題を追究する」というもの。「地球温暖化防止のために日本は何をすべきか」というような問題です。

でもそういうことを学ぶのって、なんだかイメージが湧きませんね。オープンキャンパスに行けば先輩の生の声が聞けるので、「私はこれこれのことを先輩に聞いてみたら、『それは・・・だ』という明快な答えが返ってきた。私はこういう大学生になりたいと思った」みたいなことをレポートにできます。


2.入試の傾向と対策
これも先輩に一応聞いておくのがいいでしょう。ただし、先輩が言っているのは「自分はこうやったら合格できた」であって、「こうすれば合格する」ではないことに注意しましょう。それでも成功事例を調べておくことは大事です。とくに一般選抜ではなく、総合型選抜とか推薦入試とかを受験しようとしている人は単なるペーパーテスト以外の面接とか小論文が出題されるのと、そういう試験は実際にはどういう感じなのかはあまり情報が出回らないので、先輩に聞きまくるのがいいでしょう。

で、家に帰ってから「自分は総合型選抜を受けようと思っているが、同じ入試で合格した先輩から話を聞くことができた。面接の様子など、イメージをつかむことができてとても有意義だった」みたいにレポートに書けばいいでしょう。


3.大学生の生活はどんな感じか
これも聞いておきたいですね。高校のように決まった時間割があるわけではなく、必修科目や選択科目を組み合わせて履修するのが大学なので、一人ひとり時間割は違います。しかも学業だけではなくアルバイトとかサークルとか、課外の活動もあります。にもかかわらず1日は24時間であり、この限られた時間のなかで色々やろうとすると当然忙しくなります。一体どうすればいいのか? これも先輩に聞いてしまえば疑問は氷解するでしょう。レポートのネタがまた一つできましたね。

このように、なんとなく行って、後からレポートを書こうとすると「なんだったっけ?」となってしまいがち。
事前に見るポイントを自分なりに決めておくと、有意義な1日を過ごすことができるようになります。

「事前に把握」というのは実は入試でも役立つテクニックです。
英語の長文読解でも、問題文を読んでから設問を読むのではなく、「まず何が設問に書かれているか」を確かめると楽です。「トムは日曜日に何をしたのか、日本語50文字程度で答えろ」という設問があるのなら、そういうことを気にしながら問題文を読み進めればいいのですから。何も知らないで読むのと、事前に何が問われているのか知っていて読むのとでは理解がかなり違います。


以上、オープンキャンパスに行ってレポートを書けと言われたらどうすればいいのか、自分なりに書き留めておきました。