ブログ記事ネタ不足に慢性的に悩まされている私にしてみれば、こういうアホなメールが届くことほど嬉しいことはありません。だって、わざと引っかかってみて記事化できるわけですから。
まず厚生労働省とか言いながら、画像右上が「Copyright © Ministry of Health, Labour and」と途中で切れています。アホですね。
しかも予約の約の字が見事に中国語フォント。中国から送ってきているのがミエミエです。(台湾かもしれませんが。)
「「予約」ボタンをクリックして、オフィシャルに入り、予約します。」
はい。さっそくわざと予約してみましょう。
一応メールソフトも「ほんとにいいのか?」と尋ねてきました。いいよ。やるよ。予約するんだよ。
すると・・・。
驚きの結末! 詐欺サイトにアクセスできません!!
リンク先のURLを調べてみると、
http://13.208.118.15/
でした。
ネットで検索してみると、このサイトは
https://www.c●●●●.top/
https://www.c●●●●.cn/
http://www.c●●●●.cn/
https://www.c●●●●.cn/
http://www.c●●●●.cn/
のようなアドレスに誘導し、クレジットカードの番号などを詐取する設計になっているようです。
ところが今回のメールは、詐欺師がURLの設定をミスしてちゃんと動作確認をしないまま送りつけてきたというのがどうやら実情のようです。
新入社員あるあるですが、見直しをしないで書類を作って提出したらあれが違うこれが違うと上司に言われて凹む。今回の詐欺メールもまさにそれ。たぶん初心者の詐欺がリンクの貼り方とかを知らないまま、いまいち分からないけどとりあえず言われたとおりに作ってみましたというパターンでしょう。
私はこのブログで何度もわざと詐欺メールに引っかかっていますが、ここまでクオリティが低いものに遭遇したことがありません。あっぱれ、褒美をとらしょう!!
一応正規の詐欺サイトは
誘導先は厚生労働省のワクチン情報サイト「コロナワクチンナビ」を装ったウェブサイトで、メニューの「予約」を選択すると「クレジットカード予約」という画面に移り、氏名、住所、都道府県、郵便番号、電話番号、メールアドレス、生年月日の入力が求められる。入力すると、続けてカード名義人、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどの入力が求められる。これらをすべて入力すると、本物のコロナワクチンナビのウェブサイトで、「接種会場を探す」ページに移動する。(https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1351237.htmlより)
だそうです。ワクチン接種は本来無料で申し込めるものですがクレジットカードの番号を入力させているということに疑問を持たないアホは・・・、きっと世の中一定数いるんでしょうね。
しかしそんなアホがクレジットカードを持ってるなんて、豚に真珠とはこのことだ。
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