回転寿司あるある。間違えて人のお皿を取ってしまった!

私もこの前やってしまいました。たしかアジだかなにか、光り物の魚を頼んだら、1,2分後に「注文品」という皿が来たので「おっ、早いな!」とサッととりました。

そしたら向こうの席から「私の寿司がない!」とかいうお婆さんの声。そっか、見た目的にはすごく似てたけど俺のじゃなかったんだ・・・。

で、「お客様にご案内いたします。注文のお寿司はご自分のお品物をお取りください」とかいうアナウンスが流れました。なんだか日本的な光景ですね。

私はやべっ、という表情を・・・。








浮かべてしまうと自分が犯人だとバレるので何食わぬ顔で寿司を食べ続けました。


だって、間違えるじゃないか

毎日寿司を食べる人はいませんから、これが〆鯖で、これがアジで、イワシで、コハダで・・・、と見た瞬間わかる人は少数派のはず。それで自分と他人が似たようなものをたまたま同じタイミングで注文したらそりゃ間違えますよ。しかもじっと見てると右から左へ流れていくので瞬時に判断して取らなければならないのが回転寿司の宿命。ますます間違えるじゃないか!!

最近の回転寿司は自分直通レーンがあったり、注文品が流れてくる直前に音楽が流れたりと私みたいな奴でも間違えないようにわかりやすくなったのでこれはいいことでしょう。というわけで私はこれ以降他人の皿を取ってしまうということはなくなりました。

ただ世の中には厄介な者もいまして、他人のものだと分かっているのになぜか取っていく奴とか、あとは回転寿司の仕組みを知らない外国人観光客など、こういう人たちとバッティングしてしまうと運が悪いとしか言いようがありません。ただ「回転寿司」という店自体そもそも高級店に分類されるものではないため、色々なお客と出くわすという潜在的リスクは織り込んでおかなければならないでしょう。

で、当たり前の話ながら価格帯が低ければ低いほどお客の「民度」も低くなりがちです。
知っている人は知っているとおり、原宿・竹下通りの入口に吉野家があります。なぜこんなところに吉野家があるのかは不明ですがとにかく吉野家です。私は他にもお店はあるのに、選択肢はたくさんあったはずなのになぜかここに入ってしまいました。これを選ぶという時点で「こいつ友だちいなくて一人ぼっちで行動してたんだな」ということが想像できますね。

で、食事をしていると店員さんがとあるおっさんのメニューを間違えて提供してしまいました。
そしたらそのおっさんが怒鳴ること、怒鳴ること。食事しながら怒鳴るという感性自体理解不能ながら、とにかく間違えたことに対するキレ方がすごい。こういうのは安い店特有の光景と言っても過言ではないでしょう。


安いものには当然リスクがある

飲食店に限った話ではありませんがやはり安いものにはそれなりのリスクや不便が潜んでおり、そのことを承知で利用しなければなりませんし、自分がそのせいで面倒な思いになったからといって怒り出すというのは筋違いでしょう。これが嫌ならもっと高くて良いものを選べば良かったのに、それをしなかったのは自分が悪いのですから。

必要以上に安さを求め、にも関わらず不釣り合いなほどのクオリティを求めていては従業員が疲弊するだけでしょう。
自分が何をここに期待しているのか、いくらまでなら出せるのかは自分の価値観と十分相談して意思決定すべきなのは、何も回転寿司だけのことではありませんね。