フルーツパフェ、パンケーキ、フルーツサンドなどで有名な果実園リーベル。

私のような陰キャにはキラキラしていて入りづらいことこの上ありませんが、そこは一人でヒトラーの別荘にもピューロランドにも出かけていく、もはや無敵の人となった私。
友だちいないのが逆に清々しいです。

果実園リーベルはこの画像のとおり、いかにもアイドルっぽいメニューが目白押し。


こういうみずみずしいフルーツを食べていると、今もいたく応援している渡辺麻友さんのことをふと思い出して目頭が熱くなってしまうのでした。

そうは言っても、見ただけで高級フルーツを使っていると分かるだけに、必ずしも手軽に食べられるメニューとは言えないので、学生の方にとってはかなりの出費ではないでしょうか。高校生・大学生くらいですとスタバですら「高いよ」って感じられるでしょうから。

そのなかでも、わりとリーズナブルで食べやすいのがこちら。

mitsumame

みつまめ。2022年5月現在、価格は1,100円です。アルバイト1時間分・・・。

ともあれ、フルーツてんこ盛りなので値段以上の価値があることは言うまでもありません。
ここで高い・安いとか言うのは野暮というもの。言えば言うほど自分の品位が下がります。

というわけで私みたいに一人で渡辺麻友さんのことを思い出しながら食べてもよし、デートでお店に立ち寄ってもよし。
でもこのみつまめには意外な弱点がありました。


果実園リーベルのフルーツみつ豆の意外な弱点

食べ進めるのがけっこう難しいのです。これ、マジで。

提供されたその瞬間は生け花のように立派な外見です。高級フルーツたちが絶妙なバランスで盛り付けられています。女の子なら絶対にインスタに載せること間違い無し。要するに見た目もおいしさのうちってことでしょう。

ところが食べ進めるにつれて、だんだんとそのバランスが崩れていくのです。

そして・・・。




「グシャッ」




器に刺さった巨大スイカを落っことしてしまう・・・。



ってことになりがちなんです。

この他、メロンやりんごの皮がアートな感じで果実の周りに微妙に残されていますが、これをうまく取り除きながら食べるのは案外難しいもの。デートのように相手の目線を気にしながら、お上品にフォークなどを使うのはある程度こういうお店に慣れていないとハードルが高いでしょう。

見た目がきれいなぶん、その盛り付けを崩さず食べるというのは難しいものです。

美しい食べ方のコツはいくつかありまして、
・顔が正面を向いていること(同席者のことをちゃんと意識できている)

・料理を一口サイズで口に運んでいる(頬張らない。会話を途切れさせないという意思表示)

・指先がリラックスしている(ナイフやフォークの扱いに余裕がある)

・盛り付けを崩さず食べている(提供者の心を尊重しているという意味)

こういうことがクリアできていれば、なんとなくテーブルマナーがちゃんとしているように見えるものです。ところがデートとかでぶっつけ本番できれいに盛り付けられたフルーツみつ豆のようなものを食べると馬脚を現す羽目になってしまうのです。もしデートで果実園リーベルに行ってみようと思ったときは事前に似たようなメニューを別の喫茶店でもいいので一度食べてみて練習しておくといいでしょう。

ただ果実園リーベルには、パンケーキメニューもあり、こちらはナイフとフォークで普通に食べ進めることができるのでフルーツみつまめほど身構えなくてもOKです。まあパンケーキつまりホットケーキくらいなら誰でも食べられますからね。

実際に行ってみた私は、このお店の居心地の良さに納得。一人でじっくりと本を読んだりするようなお店ではなく、本当に誰かと時間を分かち合うための場所です。ある程度財布に余裕がある人は絶対に満足できるはずです。