他人の心の中身というのはわからないもの。そもそも自分の心理だってどういう状態なのか明確に言語化できる人は少ないでしょう。
そういう前提で、マッチングアプリで話題を振らない男の心理を考えてみたいと思います。
といってもこのブログは「友だちいない研究所」と言いまして、つまり管理人である私は友だちがいません。そんな人間がマッチングアプリを使って大丈夫なのかと思いきや、なぜかたくさんの「いいね」を頂いてしまいました。
なんで俺みたいな根暗な奴が「いい」のか謎です。本当に他人の心の中身はわかりませんね。
それはさておきマッチングアプリで話題を振らない男の心理とはどんなものでしょうか?
マッチングアプリで話題を振らない男の心理
ご存知のとおりマッチングアプリでは「マッチング」が成立するとお互いメッセージをやり取りし始めます。で、会話が盛り上がって「もっと相手のことを知りたい」という気分になってくると「来週の日曜日にどこそこで待ち合わせをしましょう」、となるわけです。
つまり何かしらの話題があって、そこにお互い乗っかってきてコミュニケーションが生まれるわけですが、そもそもネタがなければ何も始まりませんね・・・。話題を振らない男の心理とは一体? 自分なりに考えてみたのですが・・・。
1)本当に何を振っていいかわからない
実際のところ、男性がマッチングを獲得できる確率は体感的に2~3%程度でしょう。
ということは1つのマッチングを得るために50回くらいダメ元で「いいね」をしなければなりません。
そうなるともう「(誰でも)いいね」になってきます。私もやっています、すいません。男は種をまく生き物なんだというのをやりながら実感しました。
結果的に、「なんだかあまりタイプじゃないぞ」という女性とマッチングが成立してしまい、プロフィールを読んでもテンプレ文章だったりすると本当にどんな話題を振っていいかわからなくなります。本来ならばマッチングするはずのない相手とマッチングしてしまったので、話が続かないのはむしろ当然でしょう。
2)どう会話していいかわからない
まあこれもマッチングアプリというものを使ったことがない人や、女性の少ない環境で生活している人(たとえば理系大学を卒業して、運輸とか建設とか男性主体の業界に就職した人など)にしてみればどう会話していいかわからなくて、「下手な発言をするよりはマシ」と判断しているかもしれません。で、「まずは相手の出方を確かめてからこちらはアクションを起こそう。そっちの方が安全だ」と思っていたりとか。
3)そもそも赤の他人に対して文章を書くということ自体けっこう難しい
まだ会ったこともない、どんな人なのかはっきりと分からない人に対して、自分の言いたいことを明確にしつつ、どんなパーソナリティの持ち主なのかも感じ取れるような文章を綴るのはけっこう疲れます。会社のメールとかならいわゆる定型文が決まっているので、なんの苦労もありませんがまさかマッチングアプリで「時下ますますご清祥の」なんて書くわけにはいきませんからね。
しかもちょっとした言葉の綾で行き違いが生じたり、ニュアンスが過剰に伝わってしまったりと、「伝える」と「伝わる」というのはまったく別物であることを(マッチングアプリであれ、それ以外の場であれ)いつの日か思い知る日がくるのです。
メッセージのやり取りをしているうちに、なんだかいいなと思えばそれが正義
人はそれぞれ自己都合で生きていて、誰しも自分なりの好みがあります。自分の「いいな」と相手の「いいな」がガチっとハマったときにいい関係が生まれます。
マッチングアプリを使っていると、たとえリアルで会わなくてもプロフィール画像に掲載されている人相とか、文章の雰囲気とかでなんとなく相手の性格は分かります。これは不自然ですが、第六感とかいうやつでしょうか。非科学的かもしれませんがとにかくそういうもの・・・というのは皆さんすでに経験上承知ずみのはず。
つまりマッチングアプリで話題を振らない男はあなたとはそもそも最初からご縁がなかったとみなして次へ進むのが吉でしょう。個人的経験から言えば、メッセージのやり取りを重ねているとお互い「だめだこりゃ」とどことなく感じているらしく、いまいちな相手とは結局会うに至らず相手か私かのどちらかがフェードアウトして終わっています。ま、ネット上の人間関係なんてそんなものですよね。
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