世の中にはたくさんの音楽コンクールがあります。
日本のコンクールでもっとも有名なのは日本音楽コンクール。たしか戦前から続いているはずです。

国際コンクールと銘打たれたコンクールともなれば世界中からプロを目指す若者が集結してハイレベル・過酷な競争となります。
ショパン・コンクールとかチャイコフスキー・コンクールとかエリザベート・コンクールとかがそれですね。こういうコンクールで本選に出場できるだけでもそうとうの腕前でなければなりません。

さて私はあるときバルトーク国際コンクールというものがあることを知りました。
日本語ではあまり情報がないので、自分なりにHPを読んでみました。


バルトーク国際コンクールのあらまし

以下の情報は、
https://bartokworldcompetition.hu/en/the-bartok-world-competition-festival-118031
に掲載されていたものをそのまま自分なりに日本語に翻訳したものです。


ハンガリー人的資源省の補助金をもとに、リスト音楽院はバルトーク生誕135周年を迎える2017年にバルトーク国際コンクール・音楽祭を開始した。
音楽的に難技巧を求められる作品群のほかに本コンクール・音楽祭は従来のコンクールと比べて総体的新しさを達成している。コンクールはピアノ、ヴァイオリン、室内楽、作曲といった、バルトークの一連の作品に基づくものとなっており、6年で一巡する。個々の楽器のコンクールは1年おきであり、その間に作曲部門が実施され、今後実施される楽器別コンクールと関連性を持たせている。

この独自性ある仕組みは、次世代奏者をバルトークの作品へ誘うと同時に、バルトークらしさが感じられる新曲を書くインスピレーションを若き作曲家たちに与えるものである。

バルトークコンクールの予定

2018年3月
作曲部門コンクールの告知(ピアノ曲)

2018年11月25日
作曲部門のガラコンサートおよびピアノコンクールの告知

2019年9月7日~15日
ピアノコンクール

2019年11月
作曲部門の告知(弦楽四重奏曲)

2020年11月
作曲部門コンクールのガラコンサートおよび弦楽四重奏・室内楽コンクールの告知

2021年9月
弦楽四重奏・室内楽コンクール

2021年11月
作曲部門の告知(ヴァイオリン曲)

2022年11月
作曲部門のガラコンサートおよびヴァイオリンコンクールの告知

2023年9月
ヴァイオリンコンクール


単なるコンクール以上のものを目指して
バルトーク国際コンクール・音楽祭はただのコンクールではない。これは同時に幅広い聴衆に向けての科学的イベントであり、また祭典でもある。1年おきに開催される個別の楽器のコンクールの他にも音楽学研究所での科学カンファレンスを行う。これはハンガリーのみならず国外からの最新の知見により説明され、議論の的となっているバルトークをめぐる科学的研究成果を徹底的に論ずるものである。


バルトーク国際コンクールの賞金は

国際コンクールともなると賞金だけでクルマが買えてしまうほどに。
たとえば仙台国際コンクールの場合、1位は300万円、2位は200万円、3位は100万円。お金がすべてではありませんが(むしろその成果をもとにその後どんどん活躍しないといけませんから)、やはり気になるところです。2017年のヴァイオリン部門では1位が22,000ユーロ、2位14,000ユーロ、3位8,000ユーロ。1ユーロ130円とすると1位が286万円、2位が182万円、3位が104万円。

ということは仙台国際コンクールとほぼイコール。たぶん「相場」みたいなものが形成されているので、そこからあまり外れた動きをするのは難しいのでしょうね。


以上、自分なりにバルトーク国際コンクールをざっくりと調べてみました。