大学の入学式で友だちができなかった! これってけっこうありがちです。
そもそも2020年は新型コロナウイルス感染症でその年の3月の卒業式はどこの学校も実質取りやめになり、翌月4月の入学式も実施されない学校が大半だったはず。

2021年も規模を縮小したり、全学統一じゃなくて学部・学科ごとに行ったりでした。

私個人は「新型コロナウイルス感染症って、そこまで恐ろしい病なのか? 違うだろう? 他の病気にかかって苦しんでいる人の数と比べたのか? 政府も厚生労働省も自分たちの政策の失敗を認められなくなって、場当たり的な対策を何回も塗り固めているだけじゃないのか?」という考えです。

それはさておき、こういう寂しい形での入学式だと、「友だちができるかなと期待してキャンパスに足を踏み入れたが、誰とも仲良くなれないまま帰り道をたどった」という人も多いでしょう。

結論から言うと、十分可能です。

大学入学式で友だちできない! 挽回方法は


入学式の日というのは本当に式典だけで終わってしまったり、大学によっては会場がキャンパス内ではなく日本武道館のような場所だったり、そもそも式典が終わるとすぐ退場しなければならなかったりとえてしてざわつきがちなもの。

そもそも最初のうち(だいたいゴールデンウィーク前後くらい)はなんとなくオリエンテーションがあったり、サークルの勧誘があったり、そのサークルがインカレだったりで他の大学に顔を出したりとなにかと人間関係が流動的というか安定しないのです。

翌日から始まるオリエンテーションでも、健康診断でも、いろいろと人と話す機会もあります。
しかしこういう行事も1回限りであるため、そのとき誰かと話し合ったとしてもその次に会う機会があるのかどうかはっきりしません(大規模な大学ほどそうです)。

むしろ履修している科目、とくに学科によって指定されている必修科目は嫌でも毎週顔を合わせることになるので、そこでいろんな人と仲良くなるのが吉でしょう。
大学は文学部フランス文学科とか、国際関係学部国際協力学科とか、何かの学部学科に所属しているという時点で興味ややりたいことがかなり重なり合っている人が集うものです。これは文系・理系という大ざっぱな枠組みでしか人が分離していなかった高校との大きな違いですね。

このように大学の入学式で友だちができなかったとしても実はかなりリカバリーできるポイントは結構あります。べつに入学式が大学生活のすべてではないので(当然か)、この日に誰とも喋らなかったとしても何一つ心配する必要はないでしょう。