ヴァイオリンというのは小さい割に高額なもの。
よって盗まれがちです。
フェルメールの絵画は点数が少なく、しかも小型なので盗難に遭いやすいのと同じことですね。
たとえ大学のような「学校」であっても、残念ながら盗まれることがあります。
早稲田大学の場合、
サークル活動を行う学生会館(戸山キャンパス30号館)でも盗難被害は多発しています。お財布や現金が多いですが、楽器が盗まれることもありますね。練習の合間に楽器や荷物を廊下に置きっ放しにして2階のセブンイレブンや学生ラウンジに出掛け、戻ってきたらなくなっていたというケースが多いようです。また、セブンイレブン前や各階の学生ラウンジでは、周りに仲間がいるから大丈夫だろうと安心して荷物を放置し、仲間が見ていない隙に盗まれてしまった学生もたくさんいます。(https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2018/04/09/41447/より)
このように、一見平和に見える学校ですら盗難事件が起こっているのが現実です。
盗まれないように、自己防衛するしかありません。
ヴァイオリンを盗まれないための自己防衛とは
私の場合、ヴァイオリンを2挺持っているため、新幹線や飛行機を使って長距離移動かつ不特定多数の人と行き交う場合はサブ楽器を携えることにしています。弓ももちろんサブ弓です。
これならたとえ盗まれ、行方不明になったとしてもまだ経済的被害を最小限に留めることができます。
まあサブ楽器、サブ弓なので両方あわせてせいぜい30万くらいですね。
メイン楽器の方はどうなのか? というと、

楽器ケースはポムポムプリンくんと一緒。
なんじゃそりゃ、と思うかもしれませんが、じつは窃盗犯の大半は男性です。
下記サイト
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/penal/femalecrime.html
によると、2019年の場合、窃盗犯の68.9%は男性でした。
ということは、ヴァイオリンケースは「いかにも女性が使っています」的装いにして、こういうマスコットをケースに吊るしておけば、第三者の目線的には「なんでこんなおっさんが女子高生のヴァイオリンケースを触ってるんだ?」ということになります。
犯罪者にとっては、非常に目立つことをやっているので目撃者も当然多いわけですから、逮捕リスクも膨れ上がります。
当然、逮捕リスクとバレずに盗める可能性・換金性を天秤にかけたうえで犯罪に踏み切るわけですから、男がポムポムプリンを触っていること自体が危険なことなのです。
一応私自身はヴァイオリンを盗まれたことは一度もありません。
ほとんどの人はそうだと思いますが、盗難リスクを1%でも下げることができるのであればそれにこしたことはないでしょう。
そのためにポムポムプリンくんなり、マイメロディちゃんなりをヴァイオリンケースに吊るしておくのは無意味ではないでしょう。
ちなみに。
私は男です。
しかもガチなサンリオファン(株主)です。
なので、ポムポムプリンをヴァイオリンケースに吊るしてるのは、防犯対策というよりもただのファンだからです・・・。
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