ITmedia NEWS@itmedia_news「これ詐欺だったの?」──「えきねっと」をかたるメール、手口の巧妙さが話題に “自動退会処理”に注意
2022/03/07 13:20:04
https://t.co/9yg5xsOfdK https://t.co/GWitDQZb9g
私のところにも、えきねっとの退会をしてくれというメールが届いていました。
たしか登録したのは「あずさ」に乗ろうとして2,3年ほど前のことだったはず。
その後は使うこともなかった(というか、登録したことを忘れていた)ので放置。
だから退会しろとかいうメールも、気づいてはいるものの完全無視。
使うこともないのでIDが残り続けようが、退会しようが、強制的退会処分となろうが、どうだっていいです。
・・・と思っていると「実は詐欺だった!」というニュースが。
慢性的にブログネタ切れに悩んでいる私には千載一遇のチャンス!
引っかかってみるしかない!! 乗るしかない、このビッグウェーブに!!
えきねっとを騙る詐欺メールに引っかかってみた。
というわけで早速偽サイトに早速アクセス!!
JR東日本によると、URLを記載しているメールは偽サイトだそうです。
リンクをクリックすると、たしかにメールソフトが警告してくれました。
「リンクテキストはwww.eki-net.comを指していますが、実際のリンク先はwww.eki-net-logining.po00yjy.cnです。」
.cnってことは中国のサイトですね。さもありなん。
これをクリックしてみると・・・?
えきねっとらしいサイトが出てきたのので、適当に偽名を打ち込みます。
言うまでもなく生年月日も住所もデタラメ。
郵便番号 456-1234
群馬県渋谷区代々木1代々木ビル1
とかいうデタラメ住所を設定。ところがこれでちゃんと受け付けてもらえました。
ていうか群馬の渋谷ってありえないだろ普通。
次はお待ちかね、クレジットカード情報を打ち込む画面。
私はここで
氏名 暗号 太郎
フリガナ アンゴウタロウ
と入力。
クレジットカード番号を入力。
123412341234234と適当な番号を入れると、「違います」などと指摘してきます。ここだけはうまくできています。じつはクレジットカード番号には規則性があります。先頭6桁でカードの種類を識別、分類するようになっているのです。
仕方ないので、最初の6桁だけは実在するカードの番号を使い、有効期限は2029年と途方も長い未来を指定してみました(普通は5年周期です)。
すると・・・。
受け付けてもらえました!! 詐欺師も暗号太郎さんの個人情報ゲットで大喜びしていることでしょう。
そして画面は遷移し・・・。
今度はJR東日本のHPにジャンプしました。
「自動退会のご案内メールを偽装した偽メールにご注意ください!」。
ぇ。今のって詐欺だったの?? と後で気づくパターン。
以上がえきねっとを騙る詐欺メールに引っかかってみた顛末になります。
個人的には住所はデタラメでも許されるがクレジットカード情報だけはしっかりゲットしようとするあたりにセコさを感じました。
こんなことをするのは少数派だと思いますが、このブログは「友だちいない研究所」と言いまして、要するに管理人である私が友だちいない陰キャなのでしょうもないことを一人でやってみるためのサイトなのです。
この記事が少しは暇つぶしになれば幸いです。
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