ぼっち@3_bocchi
第二種衛生管理者とかいう一応国家資格試験に合格した。
2022/01/17 17:38:49
検定料6,800円と試験会場までの交通費は職場に請求してやれ。
第二種衛生管理者とかいう国家資格があります。
職場の規模に応じて、第一種または第二種衛生管理者を配置しなければならないということになっていて、私の職場では一応基準は満たしているものの、最低限ぎりぎりの人数なので「お前も受けろ」と言われて試験を受けることに。
で、なんとか合格したのですがそれだけでは済みませんでした。
衛生管理者の免許というものを東京労働局に請求せねばなりません。
面倒くさい衛生管理者の免許請求
何が面倒といって、申請書の裏面に「1,500円分の収入印紙」を貼付する必要があるのです。
そんなもの手元にねーよ。
そういう人が多数でしょう。そもそもこの試験にチャレンジする人の大半は会社の命令でしょうから、収入印紙を管理している業務部署の人に相談することになります。
でもそんなに都合よく収入印紙の在庫がなく、「買ってこなければない」と言われがち。
で、コンビニに行くもコンビニで販売している収入印紙は200円だけだと知りびっくり。
仕方なく郵便局へ足を運ぶことに。
ようやく手に入れた収入印紙を免許申請書に貼るわけですが、ここでハタと気づきます。
そもそも免許申請書って課税文書なの??
課税文書の代表例は、
不動産売買契約書
土地賃貸借契約書
金銭消費貸借契約書
金銭または有価証券の受取書
約束手形、為替手形
株券
預金証書
保険証券
工事契約請負書
土地賃貸借契約書
金銭消費貸借契約書
金銭または有価証券の受取書
約束手形、為替手形
株券
預金証書
保険証券
工事契約請負書
など。
「収入印紙」は、国への印紙税、各種手数料を納付するときに使うものなので「免許の発行手数料」だと思えばまあ理解はできます。
面倒くさいと思ったときにその人の本性があらわに
で、面倒くさいと思いながら申請書を準備。
心底面倒だと思っているのでおのずから準備作業は雑になります。
・・・と、ふと思い出すのがノートルダム清心学園元理事長の渡辺和子さんの「面倒だから、しよう」という言葉を思い出したのでした。
「面倒だから、しよう」というのは不思議な表現です。
面倒だからやめよう、合理的手順を工夫しようとなるのが普通でしょう。
この言葉の真意は自分の弱さを意識し、情欲に打ち勝って、人間らしく主体性を持って生きなさいという励ましの言葉です。
面倒だからやめようと思った時、本当にやめてしまっていたらそもそも私も衛生管理者の試験勉強を怠けていて、当然のごとく試験に合格できなかったはず。「なんとかしてやろう」と思ったからこそ合格できたのでした。
渡辺和子さんはシスター修行時代に食堂の皿並べをつまらない仕事だとみなしていました。
ところが修練長から「一人ひとりの同輩のために、祈りながら並べてゆきなさい」と指導されたそうです。
実際にその同輩たちが祈りの力で幸せになれたかどうかはわかりません。ただ祈るか祈らないかは渡辺和子さん自身の時間の使い方、生き方の問題であり、祈りながら皿を並べるということをやってみた結果、少なくとも自分が同じ作業をするとき、仏頂面は消えたのは確かでした。
人間、面倒だ、誰も見ていないだろうと思った時その人の性格が現れてしまいがちです。
そこで自分の弱い心に負けてしまうか、克服しようと努力するか・・・、自分はどっちだろう??
衛生管理者の免許申請書類を準備しながら、作業とは無関係にそんなことを考えさせられました。
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