タモリさんは「今はね、友達を作ろう作ろうって言い過ぎるよ。友達なんかいなくていいんだよ」という名言を残しています。

鋭い言葉ですが、これは2020年に新型コロナウイルス感染症というものが姿を現して生活が一変してしまった私たちにかなり当てはまる言葉だと改めて思います。

新年会、忘年会がなくなったが、だからといって職場の人間関係が悪化したわけでもないことに、みんな気づいているはずでしょう。
友だちと会わなくても、苦痛をあまり感じない性格の人もいるでしょう。

そもそもこのブログ=友だちいない研究所を閲覧している時点で、きっとあなたも陰キャとかぼっちとかいう言葉に親和性が高い方のはず。

いつも言っていることですが、友だちがほしくない、一人の時間が大事だと思っている人は無理して友だちを作らなくてOKですし、人とつるんでいると自分なりに何かにチャレンジしたり勉強したりするための貴重なリソース=時間を割かれてしまうのでかえって損になります。


無理に友だちを作らなくていい

経験上、人為的にこしらえた人間関係というのは「関係を作ること」それ自体が目的化してしまい、深い感情的なつながりは乏しいため数年後には消滅するものです。少なくとも私は、そうやって作った人間関係はすべて消滅しました。

経営コンサルタント、大前研一氏はサラリーマン・サバイバルという本のなかで
自分から意図的にネットワークを作ろうとしてはいけない。自分の生き方を定めていく過程において自然にできたネットワークでないと、だめなネットワークになる可能性の方が高いのだ。(中略)逆に、自然なかたちで出来上がったネットワークは、数は少なくても価値観が一致する”同志”だから頼りになる。人的ネットワークづくりに関しては、若干受け身で、じっくりと待ち構えていたほうがいいのだ。
と述べています。ほんとそれな。

社会というのはパズルのようなものなので、陽キャが輝く環境もあれば、陰キャが得をする場合もあります。とくにこの1,2年はコロナの影響で感染症対策=家にいろ、人と会うななんていう世界は陰キャにしてみれば「してやったり」のはず。こんなこと一生に一度しかありませんし、陰キャにとってみれば最高のボーナスステージとしか言いようがありません!!

この記事を書いているのは2021年末になります。
たぶんコロナの影響はもうしばらく続くでしょう。この期間も逆手に取れば充実した時間に変えることができるはず。陰キャのみなさん、そういう知恵くらべって好きでしょう?

友だちいないと、どんなトクがあるか? これを自分なりに考え、実践してみましょう。
そして困っている陽キャは・・・。


















友だちになりましょう。

嘘。














黙って見捨てていきましょう。