このブログは「友だちいない研究所」といいます。2018年2月に始まったのでもうすぐ4年。友だちがいない状態はずっとキープできています。看板に偽りなし!

クリスマスも当然毎年一人ぼっちです。


クリスマスケーキといえば定価で買うものではなく、売れ残りが捨て値同然になったときを狙うものだと思っています。こういう発想法だから、リーマン・ショックのときにいろんな株が投げ売りされてたのをずいぶん拾えました。やったね!

こういうことをずっとやっているので、日本の陰キャのなかでもかなり私は上位カーストじゃないかと思っています。その私は、2021年はどんな感じのクリスマスを過ごしたのか書き留めておこうと思います。


陰キャのクリスマス2021


12/24(金)
朝6:40起床。朝食ののちヴァイオリンの練習。
8:30職場着。17時まで仕事。昼休みは誰とも喋りたくないので一人で空き部屋で宅配弁当を食べる。タブレット端末でNHKのドキュメンタリー番組を視聴。


科学史に埋もれた闇の事件簿。ナチス・ドイツが行った人間の「淘汰(とうた)」!障害者やユダヤ人ら600万人以上が犠牲になった。その科学的根拠を作り上げた中心人物でありながら、ほとんど知られてこなかった科学者がいる。優秀な人間にのみ存在価値を認める「優生学」を信奉、ユダヤ人の人種鑑定法を研究し、弟子を使って強制収容所から大量の血液を送らせた!謎の科学者の戦慄の人生!そして、今も続く優生思想の闇に迫る。
「フランケンシュタインの誘惑」は私がけっこう気に入っている番組でして、原水爆開発秘話、元ナチスで米政府にリクルートされてアポロ計画に携わった科学者の生涯、焼夷弾(ナパーム弾)開発者が英雄となった後に奈落に突き落とされる話、「今も」続く優勢思想の話・・・、を食事をしながら見ています。暗い感じの昼休みですが、同僚としゃべっていても楽しくないので私は気に入っています。

17時~18時 クリスマスらしいことをしようと思い、一人でステーキ食べ放題の店へ。
18時 帰宅。筋トレののち、入浴。
19時 ヴァイオリンの練習
20時~21時 音楽を聴く
21時~22時 今現在。誰も読まないブログを書く(ここから先は予定です)
22時~0時 アニメ「おねがいマイメロディ」をオンデマンドで視聴。『ナチスの楽園』を読む。(戦後、戦争犯罪を追求されることなく米政府関係機関に就職していった元ナチス関係者の追跡調査についての本)

ちなみにマイメロディというのは、このウサギの子です。私、サンリオの株主で推しメンはポムポムプリンです。





12/25(土)
8時 起床。
8時30分~11時30分 ヴァイオリンの練習
11時30分~12時30分 ジョギング
12時30分~13時過ぎ 昼食、シャワーののち、昼寝
14時~15時 ヴァイオリンの練習
15時 外出
16時 バレエ鑑賞。『くるみ割り人形』
19時 帰宅、入浴
20時~21時 音楽鑑賞
21時~22時 また誰も読まないブログを書く
22時~深夜 音楽を聴きながらワインを飲む

おっと、「捨て値同然のケーキを虎視眈々」が抜けていました。たぶん外出先から戻る途中のスーパーやコンビニを一応リサーチして、「ちっ、何も見つからなかった」なんてことを一人でつぶやいているでしょう。

ちなみに・・・、この記事を読んでナチスのことが何回も出てきたのに気づくでしょう。
2021年春に『アンネの日記』を初めて読んでからというもの、ホロコーストやナチスについて関心が高まり、これらのテーマについての本を読んで理解を深めてきました。知れば知るほど、ナチスはたしかに独裁者の狂気によって生み出された組織ではあっても、それを支持したり、見て見ぬ振りをして結果的にファシズムの一部になってしまったのは「ふつうの人びと」であったことに慄然となります。

ファシズムというと遠い昔のことのように思えますが、甲南大学・田野大輔教授が自分の授業で学生たちを使って再現してみせたように、21世紀であっても発生しうることだということが分かります。

・・・ってクリスマスに書く文章じゃないな!!