このブログは「友だちいない研究所」。
社会人である私は、学生時代から友だちがいません。
中学、高校でもクラスで一人ぼっち。大学でも友だちができず、グループワークを一人でやったことがあります。

そんな私には、卒業アルバムをありがたがる気持ちというのが理解できません。
だって親しい人も、思い出もとくに無いのですから。読み返す必要性がまったくなく、したがって実家に放置。もうページを開くことは一生ないでしょう。

唯一、卒業アルバムの思い出といえば、変な業者が私から卒業アルバムの個人情報を詐取しようとしたことでしょう。今日はその昔話をしてみましょう。

インチキ業者、数十万の教材を売りつけようとする

私が中学校のころ、よく出版社(?)の営業マンが同級生の家にやってきて、2時間も3時間も粘って数十万もする教材や通信教育を売り込むということがよくありました。思い返すに、悪名高き中◯出版ではなかったかと思います。

具体的には、まず営業マンが「模擬試験を受けて実力をチェックしてみましょう」と勧めてきます。「あなたの同級生もこれだけ申し込んでますよ」と受けた人の名簿を見せてきます。ああ、あいつもこいつも受けてるんだ・・・、という息子の顔を見た母親はもうこの時点で私に模試を受けさせようとします(息子の成績が絡むと、母親って一瞬でアホになる)。
翌日、同じクラスの奴から「お前、あの試験受けるんだろ」と言われました。あいつ、俺の後にこいつの家に行ったな。

ところがこの模試というのが曲者でやたらと採点が辛口で、ちょっとしたことでもどんどん減点にしていくのです。するとその辺にある何の変哲もない県立高校普通科でE判定とかD判定になってしまいます。その結果を見せた営業マンは、「だから、いま頑張るしかない。この教材で、未来を切り開こう」というトークを展開するのでした。

アホな母親は、これでたちまち騙されて数十万の教材を買う羽目になるのでした。曰く、「私立高校じゃなくて県立高校に行ければ十分元は取れる」。少しは疑えよ。

こんな手口、インターネット時代には一瞬で全国に広まるでしょうけれども当時は90年代。そんなものはありませんでした。だからコロッと騙されるのです。

さすがに父親は数十万を出そうとはせず、私はこの変な教材を回避できました。今にして思えば偉いな父。

でもここに中学生が住んでるって、どうして営業マンはわかったんでしょうか?
卒業アルバム(当時は住所が掲載されていた)を読んだとしか思えないのです。


卒業アルバムを詐取しようとした業者

中学2年のころの、ある日の学校からの帰り道。20代のスーツを着た男が「おーい」と言って後ろから私のほうへ駆け寄って来ました。この男は、私に小学校の卒業アルバムを見せてほしいと言ってきました。まぁ今の自分なら無視したでしょうね。

「〇〇駅に車を停めて、自動販売機でジュースを買おうとしたらガチャンとものすごい音がした。振り返ると、私の車が電柱にぶつかっていた。運転席からは、キミと同じ制服をきた男子が2,3人ほど駆け出して一目散に逃げていった。親にも相談したが、この辺りの学生に間違いなさそうだから、誰なのか調べたい。だから卒業アルバムを見せてほしい」

なんつーざーとらしい状況設定!!

・・・と見破ることができれば良かったのですが、私もアホな中学生だったので真に受けて信じ込んでしまいました。
が、騙されたわりには、無意味な真面目さを発揮し「そうですね、大変ですね。まずは警察に相談したほうがいいと思います」と返答し、卒業アルバムは見せませんでした。

オチも何もない話ながら、今にして思い返すとあの営業マンはこういうやり方でどこに誰が住んでいるかを情報収集していたのでしょう。

しかし犯罪スレスレの手口を使ってまで営業しなければならないなんて、そんな会社で働くほうもアホですね。


結論:みんなアホ