知っている人は知っている、知らない人は知らない(当たり前)のですが、クレジットカードで買い物をするとお店としてはちょっと困ったことになることがあります。

その場で現金が手に入らず、入金されるのは1,2ヶ月後。
さらに決済のための手数料として何%かが差し引かれるのです。
たとえば10万円の買い物をしたとして、現金なら10万円が即レジに入ってきます。
クレジットカードなら9万数千円に目減りしており、しかも来月末とかにようやく入金するありさま。

資金繰りという観点から見れば、クレジットカードというのはお店としてはデメリットがあります。
もちろん、高額になればなるほど紛失リスクも大きくなるため、現金の管理をしなくていいというメリットもありますが・・・。

こういうメリット、デメリットを知っていると、ある程度高い商品を購入するときに交渉のカードが増えることにもつながります。

クレジットカード? 現金? 交渉次第で値引きが可能に

私はとある高額商品を買った時、上記のような理由をはっきりとお店に提示し、「クレジットカードならおそらく入金が遅いはずだし、手数料が差し引かれる。私は、いま現金で支払おう。そのかわりまけてほしい」という交渉をしたことがあります。

お店からは副店長が出てきて、「本体のほかにこういうオプション部品をつけましょう」と主張。
私は「いや、そういう部品類はアマゾンや楽天でも購入可能だし、むしろ店頭価格よりも通販価格のほうが安いので部品は必要ない。値引を求めたい」として譲りませんでした。

すると副店長は「うーん、この商品って原価率が高かったんだよな」などとつぶやきながら電卓を叩き始めました。

数分後。

私は商品価格のおよそ2~3%にあたる、およそ2万円程度の値引を受けることができました。
すぐに近所のATMコーナーへ直行してお金をおろし、ただちに現金で支払いました。めでたくこの高額商品は私のもとへ。

ダメ元とはよく言ったもので、現金に余裕がある場合はこういう交渉を仕掛けてみるのも一つの手だと言えるでしょう。


注:ATMでは1日50万円までしか引き出すことができません。したがって、50万円を超える買い物をするときは、事前に2つ以上の銀行口座を保有し、両方とも50万円以上残高がある場合にのみ、このような方法は可能になります。

また、お店の側でも客がこういう取引を持ちかけてくるなどと想像していないはずです。突如として2~3%の割引を求められるのも厳しい判断になるはずで、どうやら私が受けた割引もなにやら本社にばれないように経理的な裏ワザを使っていたようです。つまりそういう方法を知っている人が責任ある立場にないとこういう交渉はそもそも成立しない可能性が高いです。