東京商工リサーチの調べによると、2021年の忘年会と2022年の新年会を開催しない会社がきわめて多いようです。

一部地域の飲食店(認証店)の時短営業は10月25日から解除され、飲食店の忘年会、新年会への期待はこれまでになく高まっている。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が全面解除された後の10月1日~11日、全国の企業を対象に忘・新年会の開催意向のアンケート調査を実施した。それによると企業の7割が開催予定がないと回答した。今年も宴会需要は収縮し、飲食業や関連業者のダメージは続きそうだ。
 東京商工リサーチ(TSR)が実施した企業向けアンケート調査(有効回答8,174社)で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に関係なく忘年会、新年会を「開催しない」と回答した企業は70.4%(5,760社)に達した。2020年12月実施のアンケート調査では「開催しない」が94.2%で、1年間で23.8ポイント回復したが、感染防止の意識が広がり、宴会を控える企業は多い。

(https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20211022_01.htmlより)
いやいらないだろ忘年会も新年会も。

そもそも職場の人なんてたまたま同じ場所で似たような作業をしているだけのつながりであり、そこに太い人間関係を期待するほうがおかしいです。お互い食べていくためにお金が必要だからその会社に勤めているだけであって、そういう利害や打算が一致している、それ以上でもそれ以下でもないのが実情です。職場の人と無理して仲良くする必要など一切ありません。

むしろアルコールを飲んで団結力を高めようという発想そのものが昭和的です。
そういう場所ではハラスメントに結びつく発言が起こりやすく、若手社員とくに女性は出席したくないというのが実情ではないでしょうか。

もともと私は日本の会社に強い違和感を覚えていました。
赤の他人同士の集まりでしかないのに、なぜか忘年会・新年会といったベタベタした人間関係を強要される場面が多く、そのたびに自分の貴重な時間――どんなにお金を積んでも、過ぎ去ってしまえば二度と戻ってこないもの――が消滅してしまうからです。

輪をかけて気持ち悪いのは、他の人も「育児が忙しい」「習い事がある」「資格取得の勉強をしている」「同僚と食事なんかしたくない」「この会社がじつは嫌いだ」という人だって一定数いるはずなのに、周りの目線を気にしているのか何なのか、妙に出席率が高いのでした。

こういう会社にいると、自分は働くためにここにいるのか、人間関係ごっこのためにいるのか、だんだん疑問を感じるようになってくるのです・・・。

ありがたいことに(?)2020年春から新型コロナウイルスというものの影響で忘年会・新年会は姿を消し、ばかりか同僚と一緒の昼食すら激減しています。私のように他人のために時間を使いたくない(自分にとって何が必要で、不要かはっきり自覚している)人にとっては、昼休みすら貴重。棚ぼた式に進んだ働き方改革によって無駄な「人間関係ごっこ」が激減したのはまさに僥倖という他ありません。


今の私の感慨はこれに尽きます。