奈良公園には鹿がいっぱい。

なぜか横断歩道を行儀よく渡るかしこい鹿もいます。

聞いた話によると食欲が旺盛でゴミ袋まで食べてしまうとか。なんでも食べられて裏山鹿!

小学校の修学旅行でもここを訪問しましたが、2021年に25年ぶり? くらいにふたたびやってきました。
ここの鹿たちは鹿せんべいをあげようとすると「ウンウン」とうなずく仕草をしていたのを覚えています。どうやら鹿たちの間でそうすればせんべいをもらえると学習してしまったようなのです。
当時の鹿はもう一匹たりとも生き残っていないはずですが、しっかりと世代を超えてその仕草は受け継がれていました。たくましいな!

修学旅行の記憶などほとんど残ってはいませんが、鹿に向かって級友の悪口を言ったらウンウンとうなずいたので、自分が肯定されたような気持ちになったことを覚えています。性格悪いな!

ともあれ、朝9時すぎに奈良公園を訪れると、早くも露店で鹿せんべいが販売されていました。

懐かしくなり、せんべいを買い求めて鹿に与えようとすると・・・。

鹿の大群に囲まれる恐怖を克服

まるで砂糖に群がるアリのように、私がせんべいを買った5秒後に何匹もの鹿がこっちに殺到してきたのです!

おいおい、そんなに鹿せんべいが好きなら店を襲撃すればいいだろう? なんで俺の手に渡った瞬間にこっちに押し寄せて来るんだ!? そう考える暇もなく、一瞬で鹿せんべいは強奪されてしまいました。俺の手を噛むな! お前らそんなに腹減ってるのかよ!!


1分後。


「お兄さん動物好きなの?」そう言われつつもまた同じ店で鹿せんべい買いましたが・・・。

同じことが起こってまた一瞬でせんべいは消失しました。ばかりか今度は服を噛まれて穴が開きました。弱いな自分。なんなら小学生だった自分よりも弱いぞ。

昔はこんなことなかったのに・・・。そういう軽いトラウマを覚えつつ東大寺を見学。
いや大仏よりも鹿のほうがインパクトあっただろ・・・。

数時間後、今度は奈良国立博物館のあたりでもう一度鹿せんべいを与えることに。リベンジですな。

こっちの鹿はおとなしく(自分が来るまでにこいつらは十分せんべいを食べたからか?)、すぐに私の方に近寄ってこず、「ん?」と興味を示しつつ小走りにこちらに接近してくる控えめなもの。

朝方の経験から私は鹿にうまく餌をやる方法を思いつきました。というかゲームみたいなもんですね。
奈良国立博物館のあたりはベンチとか、木とか、看板とか、いわゆる障害物が散在しているので、これを壁代わりにしてその向こう側からせんべいをちらつかせ、後ろ向きに走りつつ適度な間隔を保ちながら逃げ回るという謎の遊びです。もちろん適当なところでせんべいを与えます。自分が食べるわけにもいきませんから。

こうやっていると、鹿の挙動というのは子ども並というか、案外単純なものでサッと後ろに回り込むと私が視界から消えてしまうので一瞬「?」という様子になるのがなかなか面白い。
これで10分くらい遊び、鹿に対する恐怖感は早くも克服できました。

ああ面白かった。


・・・と、この記事を書きながら改めて気づいたのは、このブログは「友だちいない研究所」だったということです。つまり友だちいない自分が、人間には相手をしてもらえないので鹿に遊んでもらったわけです。


ちーん。。。