立川というとなんだかB級感ただよう街というイメージがあります。

嘘だと思う人は立川駅南口をウロウロしてみてください。そうすれば私の言いたいことが分かるでしょう。
北口はIKEAがあったり、伊勢丹や高島屋があったり、公園が整備されていたりとどことなく近未来的雰囲気があります。

が、南口に出ると北口との落差にガクッとなるはずです。

B級感というのはこの北と南の違いだけではなく、昔は米軍基地があったり、その昔は日本軍関係施設があったりということは必然的に軍関係者を想定したカルチャーがあり・・・、という歴史的背景も含めてのことです。

という話はさておき、その立川のルミネに2021年4月、ザ フレンチトーストファクトリーがオープンしました。

普段私はそういうところにあまり立ち寄らないのですが、原宿のポムポムプリンカフェに1人で(友だちがいないので)出かけられるくらいぼっち力のある自分だし、まぁ夏休みで時間もあるからいいかなと思って足を運んでみました。すると・・・。


ここは立川じゃない。ザ フレンチトーストファクトリーだ。

私が頼んだのはストロベリーパンケーキ(2枚)とコーヒーのセット。

私は男でありながらポムポムプリン、いやサンリオが好きという極めて珍しい人物でして、どうせ頼むなら女子っぽいやつにしてやれと謎の気負いをもとに注文しました。

注文を受けてから作るというので10分ほど経過。
私の前に現れたのが、上のツイートのパンケーキでした。カワイイ!!

ナイフで切り分けてフォークで口へ運ぶと、新鮮な卵の香りが鼻腔の中に広がります。
この温かくて柔らかい口当たりはまさに出来たてを持ってきましたという揺るがぬ証拠です。
ただのパンケーキでさえ美味しいのに、そこに生クリーム、そしてイチゴが加わると・・・、口の中がピューロランドになったよう。

はて、ここはB級の街立川だったのか・・・、余計なことが一瞬脳裏に蘇りますがすぐさま封印して食事に集中します。せっかくならお店の世界観に浸りたいじゃありませんか。

・・・というわけでゆっくりと15分ほどかけてストロベリーパンケーキを完食。友だちいないぼっちな自分が終始ファンシーな気分に浸れるのはめったにないことです。これは素晴らしい!

ルミネでパンケーキを食べるなんて明らかに「非日常」ですが、だからこそ、この世界観は貴重。
季節に1回くらいはリピートしたいですね。

ちなみにこのパンケーキは女性なら2枚で確実に満腹になるでしょう。メニュー表によると3枚を注文することもできるものの、誰かとシェアすることを想定していると思います。

また、デートで使う場合はちょっと注意が必要です。ナイフとフォークで食べ進めるだけに、テーブルマナーがしっかりしていないとだんだんお皿の上がビジュアル的にゴチャついてきます。パンケーキに限らずスイーツは平皿で提供されることが多く、食べあとが目立ちやすいので注意。

当たり前の話ながら、ナイフやフォークを相手や天井などあちこちに向けないこと、むしろ一瞬たりともナイフの刃を相手に向けずに食べること、これは基本ですね。

オーソドックスなパンケーキの食べ方は、最初に中央にナイフを入れて、下までまとめて十字に切る。そうするとバターやシロップが全体的に行き渡り、味わいが整います。そのあとは上から一枚ずつ一口サイズに切り分けていきます。

お皿をきれいな状態に保ちながら食べ終える事ができれば、一緒に食事をしている人にも、お店のスタッフにも「きれいに食べる人だな」ということが伝わります。
逆にそのあたりがしっかりしていないと、テーブルマナーが身についてない子どもなんだ、というイメージを持たれる可能性もあります。そうなるとこういうお店で食事をするという非日常感すら損なわれますので、注意あれ。

このあたりをそつなくこなすことができるようになればしめたもの。どんなレストランでも怖気づくことなく食事ができるオトナになれます。

ザ フレンチトーストファクトリーで食べたパンケーキは、立川であって立川でないような、本格的な味わいでした。これからも何度か足を運んでお店の世界観に浸りつつ、オトナの食べ方を学び続けていきたいと思いました。