2021(令和3)年度には、新型コロナウイルス感染症に対応した大学入試を実施するためにどこの大学もオンライン試験に切り替えたりなどの対応が取られました。
大学入学共通テストも、特例追試という日程を追加するなど異例の措置が行われました。
では2022(令和4)年度の大学入試はどうでしょうか?
文部科学省が公表した「令和4年度大学入学者選抜実施要項について(通知)」によると、
「新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日及び試験実施上の配慮等」という章に次のように書かれていました。
要するに特例追試は実施しないようです。
総合型選抜や学校推薦型選抜はどうでしょうか? これも同じ資料には次のように書かれていました。
従来の方法と異なる選抜方法=たとえばウェブ面接や、本来なら実技を課すはずなのに動画を撮影して送りなさい、のような変更があったときは7/31までに大学のHPに発表しなければならないとされています。
8/1をすぎると、ペーパーテストの教科・科目変更やテストそのものの中止はできないこととなっているようです。
入試要項はどこの大学でも7月末までには公表されるものですので、それをチェックし、更には去年、2年前の要項とも見比べてみて、「去年と違う」「コロナ前と違う」ことがないか調べてみるのが最も安全のようです。
それでもわからなければ、大学に「公式的にはどうなっていますか」と質問するのが確実です。
ポイントは「公式的には」と問い合わせることです。要するに「あなたの意見を聞いている訳ではなく、大学の方針を質問しています」という質問をすれば最も正確な情報が手に入りますから・・・。
入試は受験生のその後を左右しますから、「誰かがこう言っていた」のような情報源に頼らず、自分で公式発表を調べてみることもまた大切です。
大学入学共通テストも、特例追試という日程を追加するなど異例の措置が行われました。
では2022(令和4)年度の大学入試はどうでしょうか?
文部科学省が公表した「令和4年度大学入学者選抜実施要項について(通知)」によると、
「新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日及び試験実施上の配慮等」という章に次のように書かれていました。
1 試験期日等
(1) 大学入学共通テスト
① 入学志願者が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合等にも対応できる選択肢を確保するため,下記②のとおり,日程を設定することとする。追試験については,本試験を疾病等の理由で受験できなかった者を対象として実施することとし,試験場の設置場所は,新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえ,別途決定し,周知することとする。
② その上で試験期日等は以下のとおりとする(第4再掲)。
本試験 令和4年1月15日,16日
追試験 令和4年1月29日,30日
要するに特例追試は実施しないようです。
総合型選抜や学校推薦型選抜はどうでしょうか? これも同じ資料には次のように書かれていました。
3 その他
(1) 入学志願者への情報提供・周知
① 新型コロナウイルス感染症への対応として,従来の方法と異なる選抜方法を検討している場合には,入学志願者が安心して準備できるように,その検討状況等について大学のホームページ等を通じて,随時情報を発信するとともに,変更については7月31日までに決定し,第7の1及び2のとおり周知する。
② 第7の1で示す場合のほか,当該大学が所在する地域の感染状況が著しく深刻であることにより,当該地域において入学者選抜が実施できないことが明らかであるような例外的な場合を除き,令和3年8月1日以降は,個別学力検査を実施する教科・科目の変更や個別学力検査の中止など,受験者に不利益を与える恐れのある変更は行わないものとする。
なお,感染拡大防止の観点からオンラインによる面接の実施,試験時間の短縮,試験開始時間の変更,実技検査の方法の変更,試験場等の変更など,受験者に不利益を与える恐れがないような変更については,ホームページ等を通じて,可能な限り早期の周知に努めるものとする。
なお,今般の新型コロナウイルス感染症対策という特別の事情に鑑み,2年程度前に予告・公表した学力検査の教科・科目等を見直すことは可能であるが,その場合であっても,入学志願者への影響を十分考慮した上で変更するものとする。
従来の方法と異なる選抜方法=たとえばウェブ面接や、本来なら実技を課すはずなのに動画を撮影して送りなさい、のような変更があったときは7/31までに大学のHPに発表しなければならないとされています。
8/1をすぎると、ペーパーテストの教科・科目変更やテストそのものの中止はできないこととなっているようです。
入試要項はどこの大学でも7月末までには公表されるものですので、それをチェックし、更には去年、2年前の要項とも見比べてみて、「去年と違う」「コロナ前と違う」ことがないか調べてみるのが最も安全のようです。
それでもわからなければ、大学に「公式的にはどうなっていますか」と質問するのが確実です。
ポイントは「公式的には」と問い合わせることです。要するに「あなたの意見を聞いている訳ではなく、大学の方針を質問しています」という質問をすれば最も正確な情報が手に入りますから・・・。
入試は受験生のその後を左右しますから、「誰かがこう言っていた」のような情報源に頼らず、自分で公式発表を調べてみることもまた大切です。
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