Googleで陰キャと検索すると、関連キーワードで出てくるのが「生きづらい」。

本当にそうでしょうか? いや、だがそれがいい!!

このブログは「友だちいない研究所」と言います。ブログを運営している私も陰キャで友だちがいません。でもそれがいいんです! なぜなら1人の時間が存分に確保できて、自分のやりたいことにいくらでもチャレンジできるからです!!

人生に「平均」なんてありません。個別があるだけです。だから陰キャな自分を否定する必要は一切ありません!!
フランクリン・ルーズベルト大統領の妻エレノア・ルーズベルトはこう言っています。
「あなたの同意なしに、誰もあなたに劣等感を抱かせることはできない」。

アイドル、そして女優として成功をおさめた渡辺麻友さんもこう書いています。

渡辺麻友はアメリのパンフレットで次のように語ります。
アメリはもう「共感しかない」。自分も昔からコミュニケーション能力は低いし、不器用だし、ひとりでいることを好み、周囲に馴染む難しさや生き辛さを感じていて…9割型似ています(笑)。それをアメリとして自分に憑依させ同期して表現するにはまだまだ試行錯誤中ですが、アメリが周囲の人の温かさに触れ、愛に触れながら世界と調和し幸せを与えられるように変わっていく様を、私も共演者のみなさんと力を合わせながらアメリとしてお客様に幸せな気持ちを届けたい。

(ミュージカル『アメリ』パンフレットより)
渡辺麻友さんのことを陽キャだと思う人はいないでしょう。この文章を読む限り、完全に陰キャ寄りな性格ですね。それでもあれだけのことを成し遂げたわけですから、陽キャだろうが陰キャだろうが成功する人は成功するわけです。

悩みが人生を作る

生きている限り、悩みというものは尽きません。
しかしその「悩み」はその人らしさと密接に結びついており、他者のものとは安易に比較できない「固有のもの」でもあります。

人が真剣に何かを考えるようになるのも、自分に目覚めるのも大抵は「悩み」「苦しみ」と直面してからのことです。その意味で「人間の意識をつくるものは苦悩である」というゲーテのことばは正しいでしょう。苦しむことによって初めてひとは人間らしくなります。

要するに苦しみが人格を向上させ、完成させることに作用するのです。
神谷美恵子という学者は『生きがいについて』という本でこのように述べています。
自分に課せられた苦悩をたえしのぶことによって、そのなかから何事か自己の生にとってプラスになるものをつかみ得たならば、それはまったく独自な体験で、いわば自己の創造といえる。それは自己の心の世界をつくりかえ、価値体系を変革し、生存様式をまったく変えさせることさえある。ひとは自己の精神の最も大きなよりどころとなるものを、自らの苦悩のなかから創り出しうるのである。知識や教養など、外から加えられたものとちがって、この内面からうまれたものこそいつまでもそのひとのものであって、何ものにも奪われることはない。

神谷美恵子は1958年から14年間、長島愛生園で精神科医として勤務しました。療養所のほとんどの入所者は病に加えて、強制隔離、ハンセン病への偏見や差別のために、生きることへの苦悩や不安を抱えながら生活を送っていました。このような入所者たちの中には、悩み・深い絶望感と向き合う過程で――否、そのようなストレスにさらされたからこそはっきりと生きがいを感じ、精神的に深みを増してゆく者もいたことを神谷は悟ります。

そのときの経験をまとめたのが名著『生きがいについて』であり、「人間の存在意義は、その利用価値や有用性によるものではない」との言葉が本の終わりに登場し、五体満足の人も重い病をかかえた人も同じ人間であり、心の世界は誰にも等しく与えられていることを訴えています。

これは陽キャが勝り、陰キャが劣るといったよくある価値観とは完全に対極のものであり、しかも陰キャだから良かった、生きづらさを抱えていて逆に良かったともとらえられる考え方です。悩みがその人のパーソナリティを真の意味で深堀りし、その人らしさを形成してゆくわけですから。

だから、こう言おうではありませんか。
陰キャが生きづらい? だがそれがいい!!