リニューアルから2週間くらい経過してしまいましたが、一時休業をのりこえて装いも新たなポムポムプリンカフェに足を運ぶことができました!

「一時休業」という触れ込みだったのにいつの間にかHPが消滅していて、「まさか」とは思ったもののなんとかここまでこぎつけることができました。

運営会社がクリエイト・レストランツグループからインフィニア株式会社にバトンタッチし、なんと@home cafeという同社が運営するメイドカフェとのコラボという予想外な形となりました。
サンリオの主力キャラクターとメイドカフェの組み合わせとはこれいかに??


リニューアル後のポムポムプリンカフェに行ってみた!

私は2021年4月29日の午前に足を運びました。
まあ、午前の早い時間ならサッと入れるだろうと思っていましたが、中をのぞくと座席はなんと9割くらい埋まっているではありませんか!

リニューアル前のポムポムプリンカフェ(2020年秋~冬)は閑古鳥が鳴くというのか、何なのか、休日の同じ時間帯に行くと座席はせいぜい2~3割しか埋まっておらず、「これで店としてやっていけるのか?」と心配になるほどでした。

そのポムポムプリンカフェですが、実際に行ってみてこうだったということを書きとめておきたいと思います。以前のポムポムプリンカフェを知っていて、リニューアル後はどうなっているのか気になるのでこれから行こうと思っている方の参考になればいいと思います。

1.メイドさんたちが出迎えてくれる
お店の入り口にベルが置いてあって(ハンドベルくらいのサイズ)、お客さんが入ってくると元気な声でメイドさんたちが「いらっしゃいませ~」と出迎えてくれます。
果たしてここまでの元気が必要か? と思うのは昔のポムポムプリンカフェを知っているからの余計な感想でしょうか??

2.メッセージカードを渡してくれる
ポムポムプリンカフェは「『ポムポムプリンカフェ』は、プリンがお友達のみんなを招待するために 準備したパーティ会場です。 ここにはプリンがみんなに喜んでもらうために一生懸命考えた かわいいメニューがたくさん用意されています」。(HPより)
座席につくと、メイドさんがプリンくんからのメッセージカードを渡してくれます。これは以前にはなかったものですね。

Dear ぼくのだいじなおともだち
今日はぼくのパーティに参加してくれてありがとう!
みんなのために美味しいごはんや、デザートなどを用意しました!
(以下略)
こうしたカードのようなちょっとした気遣いは嬉しいですね。まあ、メイドカフェではよくあるのかもしれませんが・・・。

3.紙製ランチョンマットが小さくなった
なんてこったい! 以前のポムポムプリンカフェに行ったことがある人はすぐ気づくでしょう。
紙製ランチョンマットが小さくなりました! 
以前はA4サイズだった(手元にあるので測ってみた)のが、若干小さくなっています!
(・・・と書きましたが、今回は持って帰らなかったのでこの項目は帰宅後の記憶頼みで書いています。もう1回訪れて、ちゃんと測ってみたいと思います。)

4.持ち帰り用グッズが無くなった
以前はパンケーキを頼むとシロップをかけるためのポムポムプリンの形をした容器を持ち帰ることができました(別料金)。
また、飲み物を頼むとコースターが付いてきました。
が、リニューアル後はそういうものは提供されなくなっているようです。HPにも、店内メニューにも「容器は持ち帰れます」といったことは書かれていません。

5.メイドさんたちと写真撮影もできる
店内の撮影は以前と同様、可能です。(物販コーナーもありますが、縮小されました。それで確保されたスペースはメイドさんとの撮影エリア的な位置づけになっています。)
HPによると、チェキ撮影もできます。

 550円(税込)  オリジナルの日付シールを貼り、台紙に入れてお渡しします。 来店の記念にぜひどうぞ! 
※ご自身のスマホやカメラでの店内撮影は自由にしていただけます。 
※ご希望により店内にいるあっとほぉーむカフェのメイドを含めての撮影も可能です。 その場合は別途330円かかります。
ただ、これをやってしまうと、サンリオファンからは「ポムポムプリンカフェがメイドカフェにジャックされた」という受け止め方が広がるおそれもあるでしょう。

6.お客さんの雰囲気が変わった
メイドカフェとのコラボという形式のため、以前とはちょっと雰囲気が変わりました。
コロナ以前は国内外からの観光客、サンリオファンをターゲットとしていました。
かつてのポムポムプリンカフェが、コロナ以後は集客が難しくなってしまったのはこうしたターゲットの取り込みが困難になったからだと想像します。

リニューアル後のメイドカフェに行ってみたところ、正午になる前には入店待ちの行列ができていました。が、1/4はサンリオファン、1/4は家族連れ、1/2くらいはメイドさん目当てで来ているんだろうということが個人的な実感です。

私のテーブルの近くに座っていた、メイドさん目当てで来ているであろうお客さんの雑談が耳に入ってきましたが、まさかポムポムプリンカフェでAKBの話が聞こえてくる日が来ようとは・・・。
私もポムポムプリンが好きになったのは渡辺麻友さんがきっかけだったのでそれがいいとも悪いとは言えませんが、これが一つのサンリオキャラクター普及のためのきっかけになればいいと思っています(じつは私、サンリオの株主なんです)。

7.まとめ
2021年4月現在、原宿竹下通りはシャッター街になりつつあります。以前訪れたのは2020年クリスマスでしたが、あの時よりも明らかに閉店したお店が増えています。一つ一つのお店は華やかでもねずみ色のシャッターが下りているビルがじわじわと広がっています。
このような状況のもとで、入店待ちの行列ができるというのはそれだけできわめて貴重なことあり、こうやってまがりなりにも飲食店の灯と雇用を守り抜いているのは間違いなく素晴らしいことです。
お店のBGMが聴こえないくらいのにぎやかなポムポムプリンカフェなんて、BGMしか聴こえてこないポムポムプリンカフェよりもずっといいです。

リニューアルオープンしたばかりのポムポムプリンカフェは、メイドカフェとのコラボという一点をもってもコロナという危機を乗り切るための経営上の方便であったのかもしれませんし、であればこそこの未曾有の不況に耐えた暁にはどんどんプリンくんの魅力を引き出すカフェに変わっていくことが期待できます。


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