大学の入学式でぼっちになりたくない!! そういう焦りから、周りに浮かないように服装を入念にチェックしたり、言動に気をつけたりする人は多いでしょう。

その理由は色々ですね。高校まで陰キャだったから陽キャになりたい! 一人暮らしで寂しいからそういう気持ちをともにできる人が欲しい! テニスが好きだからテニスサークルに入って彼氏を作りたい!

たしかに大学1年のときにたまたま勧誘されたサークルに入部することになって、親友ができるということもあります。入学式や新入生オリエンテーションで隣の席に座っていた人と話があってそのまま友人関係ができることも。

大学のパンフレットにもそうやって「キャンパスに人が集って楽しそうに学生生活を謳歌している」式の写真が掲載されていますから、そういう人間関係づくりのきっかけが沢山あることがこの大学の魅力だということを期待させるに十分でしょう。

でも中には大学に入ってからもこれまでどおり友だちができない・いないという人もいます。
私もそうでした。

が、私は言いたい。







だがそれがいい!!


入学式で友だちができない。だがそれがいい!! 無理に人間関係は作らない方がいい。

友だちが欲しい? であればサークルの新歓に顔を出すなり、クラスの人と普通に会話して周りから浮かないような言動を心がけていれば十分でしょう。
人としゃべるとき、政治や宗教のネタは避けて、何につけても自分の意見は強く押し出さないのがコツです。これは第一印象に関わることですから、ここでずっこけると致命傷です。逆にそういうことをしなければ、だんだん人との繋がりが増えていきます。

でも世の中には人間関係が増えることに負担感を感じる人もいます。
(たとえば私。)

そういう人は大学時代であれ、社会人になってからであれ、友だちがいないほうが幸せなので無理に人間関係を作ろうとしないで自分のやりたいことを極めるのが吉です。

このような性格を持った人は友だちがいないのではなく、そもそも友だちを必要としていないのです。世の中の風潮として友だちが沢山=いいことと思われがちなので、「自分はダメなやつだ」と自分を責めることもあるかもしれません。でもそんなことは必要ありません。これは価値観の問題なので、他人からとやかく言われる問題でもありません。

友だちを必要としない人は、大抵は「小説を書きたい」「フルマラソンを完走したい」などのように、心の中で何かしら自分独自のはっきりとした目標や世界観が確立されていることがあります。
とくに何か明確な目標を持っている人は、友だちができることにストレスを感じることが多いようです。メンタリスト・DaiGoさんはこう語ります。

(追求型の目標を持つ人は)より大きな人生の目的を達成することを目標に持っているので、ただ友達と遊んだりコミュニケーションを取っているというだけではそこから幸せを感じられなくなるわけです。それどころか、人間関係も面倒に感じてしまいます。

友達が多すぎると人間関係を維持することに自分が人生の目的を達成するための大切な時間やリソースを阻害される可能性があります。ですから、自分の目標を追求しても人間関係が壊れないような良い友達、もしくは本当に厳選された頻繁に会わなくてもいいような友達以外は基本的には邪魔になってしまうということです。

(https://daigoblog.jp/intelligence-friends/より)

こんな人、たまにいますよね。
私もそうです。だからこんなツイートをします。




話は変わって、新海誠監督の『言の葉の庭』の小説版でも次のような表現があります。
体育教師・伊藤宗一郎は自分が担当している生徒(秋月)が同僚(百香里)と雰囲気が似ていることに気づきます。
なんとなく、秋月は百香里と雰囲気が似ているのだ。水に落とした油のように、二人とも周囲に馴染んでしまうということがない。ぱっと見が目立つという意味ではないのだ。友人もいるし笑いもする、その場の空気を乱すこともない。でもよく見ると分かる。年に何百人もの生徒たちを見ていると、そういう人間の見分けがつくようになる百香里も秋月も、自分の中に決して他人には明け渡さない特別な領域を密かに抱え込んでいるのだ。それが他人にとって価値のある場合もあるし、誰にとっても意味のないガラクタである場合もある。そこまでは俺には分からないし関係もない。だがとにかくあいつらは本当は、決定的にどこまでも周囲から浮いているのだ。

渡辺麻友さんもこんな雰囲気だったような・・・。

こういうタイプの人は、無理に人間関係を作ろうとしてもそれがかえって負担になり、自分らしさを削いでしまうこともあります。そもそも友人関係や、深く共感しあえるような仲間というものは人為的に作ろうとすると、共感できるポイントが少ない人とつながることになり、その動機も数合わせでしかないので長続きしません。

大学で友だちができないのは、そもそもそういう性格に生まれたのであり、無理して友だちを作るエネルギーがあるなら、自分らしさを活かせる方法を見つけるほうに集中したほうがよほど良いと思いますね・・・。
入学式やクリスマスに一人は寂しい? いえ、そういう世の中に迎合した感性は甘いです。あなたには向いていない路線です。

世の中には「『ひとり』は最強の戦略である。」を提唱する人もいるくらいですから、あなたらしさを突き進んで問題ないです。