冬になると入試シーズン真っ盛りになります。

大学入試の場合は地方から東京や大阪など大都市へ行くこともあります。
そんなときは新幹線や飛行機を使っての長距離移動やホテルでの宿泊、現地についてからの地下鉄の乗り換えなどがあり、地方出身者にとっては受験以外の部分で精神的にハードルが高いです。

だからなのか、親が受験についてくる場合があります。

私は大学入試関連の仕事をしている関係で、大学のキャンパスに親と一緒に入構してくる姿を見ることがあります。

レアケースでは、なぜかおじいさん、おばあさんと一緒に三世代でやってくることも!
大学という場所が珍しいのか、それとも「これがあの総理大臣を輩出した大学か!」などとありがたみを感じているのか、見物半分で訪れるわけです。

親は親切心でやっているつもりでも、受験生本人としては「なんで親がついてくるんだ」という気恥ずかしさも抱えがち。

受験会場へ親と行くのは恥ずかしいことでしょうか?

exam


受験会場へ親と行くのは恥ずかしい? 

結論から言うと、誰もあなたのことを知らないし注目していないので気にする必要はまったくありません。

もちろん親がついてきたからといってそれで試験の採点で不利になることは絶対にありません。

大学関係者は「あ、あの受験生は親と来たんだな」ということを一瞬心の中で思うかもしれません。
しかしあなたの名前や受験番号をそれで特定してどうこう、ということはありえませんし、そんな暇な人はいません。

他の受験生もあなたとこれまで一度も会ったことはありませんし、まず二度と会うこともないでしょう。同級生になる可能性は少しはありますが、4月になって「あの時あそこにいたよね」「親と一緒だった?」とか聞いてくることもないでしょう。受験当日は自分が合格できるかどうかしかどうせ考えていませんし、他の受験生の挙動なんて観察するはずもないでしょう・・・。

あなたはどうでしょうか。他の受験生を見て、「あ、友達と来てるんだ」「一人で来てるんだ」「親と来てるんだ」とかいちいちチェックしますか? たぶんしないでしょう。

このようなわけで、大学入試の受験会場へ親と行くのは恥ずかしいか? は「じつは誰も気にしてない」(みんな自分のことしか関心がない)ということになります。

「親と一緒に行くことになって、恥ずかしいな」と思っている受験生がいたら、少しは気がラクになったでしょうかね・・・。


*2021年度入試ではコロナ対応のため受験会場に付添者の控室を設置しない場合があります。(詳細は自分が受験する大学のホームページや入試要項を確認してください。)

2022年度入試でももしかするとその方針が引き継がれるかもしれません。そっちのほうが設営の手間が省けてラクですし、受験会場に受験生以外の人が入ってくるのは好ましくありませんから・・・。
そういう流れになってくると、受験生の「親がついてきて恥ずかしい」という悩みも「昔はそう思う人がいたんだね」という過去の遺物になってしまうのかもしれませんね。