用事があり、立川から松本までE353系あずさに乗って移動しました。


すると・・・、見たところ乗車率が1割程度。


下手をするともっと少ないかもしれません。

ここまでガラガラなあずさというのは見たことがない光景でさすがに驚きました・・・。

明らかにコロナ禍の影響ですが、まさかここまでとは・・・。

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E353系あずさ、2020年夏~秋はガラガラ状態?

社会の様子を見ていても、明らかに春先の雰囲気からは潮目が変わったのを感じています。

それでも実際に人々のマインドが変わり、行動の変化にまで至るには数ヶ月ほどかかるのではないでしょうか。

JR東日本も手をこまねいて見ているわけではなく、こういうニュースリリースを行っています。

7月下旬より、JR グループでは共同で「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンを実施 します。JR 東日本では“新しい旅のスタイル”のご提案として「平休日出発限定の旅行商品」な どを豊富にご用意するとともに、気軽にご利用いただく安心・おトクな列車旅として、このたび初 めて全方面の新幹線を対象とするおトクな「お先にトクだ値スペシャル(50%割引)」(乗車券つき) を発売します。 この機会に、ぜひ鉄道をご利用いただき、地域の魅力あふれる東日本の旅をお楽しみください。
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200707_ho03.pdfより)

航空券にははっきりとした定価がないので、いつもよりも安く乗れるというのは珍しくありません。

しかし電車で半額セールをせざるをえないほど、JR東日本も厳しい環境にあるようです。

「旅をする」が当たり前になるまで、この状況は変わらない?

個人的には、たとえJR東日本がいかに消費マインドを刺激しても、国民の行動パターンとして「旅をする」ということに違和感を持たれなくなるまでこの状況は続くだろうと思っています。

同志社大学・中谷内教授は日本人がコロナ禍のなかでマスクを着用する理由を調査したところ、「周りの人がしているから」が最大の理由で、本来の趣旨である「感染拡大を防ぐ」という動機への結びつきは弱いことが明らかになりました。(https://kikou.doshisha.ac.jp/reactivities/covid-19research/research.achievement.html#topic06

要するに「みんなと違うことをしたくない・していると恥ずかしい・浮きたくない」からマスクをしていただけだったようなのです。

このことから、自分が旅行をしないのは「周りの人がだれもしていないから」であり、逆に言うと「周りの人が旅行している」という状況になると「自分も行こうかな」となることが想像されます(主体性がなくて情けない話ですが)。

逆に言うとある程度リスクを取ってでも、訪れたい場所があるという人にとってはチャンスだとも言えるでしょう。
何千分の1?ほどの確率で新型コロナウイルス感染症にかかり、周りの人から批判・差別されるデメリット(ハンセン病患者への差別という日本国民の黒歴史から何も学んでいないわけで、これもおかしな話ですが)と、確実に座れる特急・新幹線、ガラガラで独り占め状態の温泉や観光地が待っているというメリットを天秤にかけると、どうなるか・・・。これは一人ひとりの価値観の問題ですね・・・。