ブログを書いている人がかならず出くわす苦しみ、それはネタがないこと。

最初のころはサクサク記事を作成できてしまうのに、3ヶ月くらいすると「無限に書けるんじゃね?」と思っていたことが案外そうではかったと気づくものです。

ネタが一巡してしまい、書くことがなくなってからがブログの本番です。

でもそういう「門」をくぐることができずに、挫折してしまう人の多いことよ・・・。

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スタンダールの名言「天才であろうとなかろうと、毎日書くこと」

私は以前
スタンダールの名言「天才であろうとなかろうと、毎日書くこと」
という記事をポストしたことがあります。

そこでは、レベルアップするためには

「毎日」「なるべく多くの時間を確保して」「やるべき課題に向き合う」。これしかありません。
ドラクエで言えば、毎日スライムを倒すようなものでしょうか。
スライムを倒しても得られる経験値はせいぜい1。そんなことを毎日続けるのは大変なことです。
もちろん、取り組んでいる課題が「好き」であればそれは苦しくはないはずです。
スタンダールが名作を残すことができたのは、書くこと=好きなことだったからではないかと思います。
好きなことを見つけることができれば、天才でなくても毎日それを続けられます。
毎日続ければ、それが人生の「資産」に変わります。

となにやら大きく構えたことを書いています。まあ正しいんですけど・・・。

しまいには自分の不幸をネタにする

ただ続けようにも本当にネタがなくなってしまう日がいつか訪れます。

そうなると自分の不幸をネタにし始めるわけです。

財布落とした

ウンコ踏んだ

バイク盗まれた

被害届を出しに行った

リストラされた

だいたいこんなところでしょうか。しかもこういうネタに限って逆に面白いから不思議なもの。

ブログは「自己劇化」が大事

だったら自分の不幸をネタにすればいいじゃん。

そう思えるようになればしめたもの。

人生すべてコンテンツだという悟りのもと、身の回りの不幸をすべてブログに注ぎ込めるようになります。
財布を落としても、家が火事になっても、「ブログのネタになったぜ!」とすべてをポジティブに捉えられるようになるのです。やったね!!

有名ブロガー、はあちゅうさんが「「自分」を仕事にする生き方」という本を出版されていますが、発想はたぶんこの記事とそう遠くはないところにあるはず・・・。

ただ付け加えなければならないのは、やはりGoogleアルゴリズム的には、個人サイトよりも文責のしっかりした企業・機関を上位表示させているという傾向が年々強まっています。
ということは、せっかく自分の不幸をネタにしても検索結果に表示されず、渾身の不幸記事なのにアクセスゼロという別の不幸がやってくるのです・・・。

これもこれできつい・・・。