季節に1回くらいは発生してしまうGoogleアップデート。
多くのブロガーにとっては恐るべきものです。
なぜならこれを食らうと大抵はブログのアクセスが減ってしまうからなのです・・・。
2020年5月4日にもまたGoogleは検索アルゴリズムをアップデートしました。
その中身とは・・・。
1、コンテンツの品質に対してこれまでに無いディープなチェックをするようになった
2、専門性の低い著者または運営者が制作したコンテンツがあるページの検索順位は下げる
3、コンテンツ以外にもWebデザインなどページの見やすさ、使いやすさもサイトの品質の一部として重要視するようになった
4、年々レベルアップしている他者のサイトと比べて相対的に上位表示する価値のあるサイトであるかを判断するようになった(https://www.web-planners.net/blog/archives/000353.htmlより)

ブログ運営はだんだんきつくなっている模様
昔はキーワードを詰め込んだ「ワードサラダ」と呼ばれるサイトが上位表示されがちでした。
ワードサラダとは、文法的には間違いではないものの、読んでみると文章としては破綻していて意味がないコンテンツのこと。
これで上位表示させ、アクセスと広告収入を稼ぐというのがありがちな手段でした。
ところがGoogleはこれに対する対策を実施し、2017年にはお金と健康に関するアップデートを行いました。
この結果、専門性、権威性のある信頼性あるサイトが上位表示されるという結果をもたらしました。
たしかに「風邪の原因は背後霊」のようなサイトが上位表示されたらたまったものではありません。
ただしその結末として、官公庁や大企業の公式サイトが優遇され、個人が作成したコンテンツはなかなか発見しにくくなっているのも事実ではあります。つまりブログ運営者にとっては逆風の時代と言えるでしょう。
ブログはオワコンだと最近はよく言われます。参入者が増えたのと、Googleの検索結果が一市民が運営してるサイトに対して厳しい判断をしているので正直きついなというのが私の実感でもあります。
ブログは続けた人が勝つのか? その考えもきつい。
言われがちなのが「ブログは続けた人が勝つ」。
果たしてそうでしょうか。
続けたものの、負けっぱなしの人のほうが多数派ではないでしょうか。
「こうやって続けたら有名になれた」という事例がいつの間にか「こうすれば勝てる」にすり替わっていませんでしょうか。
正直に私の話をしてみましょう。
私はヴァイオリンを弾きますが、日本の推定ヴァイオリン人口は10万人。
ギター人口は600万人ですから、ヴァイオリンをネタにブログ記事を書いてもギターの1/60しか集客できません。
ましてや専門性、権威性ではプロヴァイオリニストが作ったウェブサイトには絶対勝てません・・・。
これで何年続けたところで、「勝った」と公言できるほどのアクセスは集まらないでしょう・・・。
ブログはきつい
そもそも普通のサラリーマンをしていて、個人で専門性、権威性のあるサイトを作ることはかなりハードルの高いことです。
Googleが評価する「専門性、権威性」というのは要するにその道のプロということですから、専門職の人が自分の仕事の話を延々とサイト上でし続けて始めて検索上位になれるということです。
しかし一般の人であれば、なにか好きなネタがあったとしてもせいぜい1年くらいしか話題が持たなかったりして、遅かれ早かれやがて行き詰まってしまうものです。
そしてその好きなネタというのも実はプロでやっている人には遠く及ばないということを自覚してしまったり・・・。
「やりたいことは全部やれ」という言葉がありますが、実際にブログで「好き」を追求してみた結果、実は自分は大したことがない奴だと悟ってしまうのはけっこう残酷なことです。ゆえに、ブログはきついのです。
私のブログもきつい
ブログを続けてまもなく2年半ですが、今日のPVはおそらく100に満たないでしょう。
ようするにそれだけの価値しかないということなんですね・・・。
Googleアップデートのたびに謎定期でこのネタを書いていますが、おそらくまた半年後くらいに同じ切り口で記事化していることでしょう・・・。
\(^o^)/オワタ
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