2020年4月7日に新型コロナウイルス感染拡大に備えるために発令された緊急事態宣言。

この宣言では安倍総理大臣は「改めて明確に申し上げるが、日本では緊急事態宣言を出しても海外のような都市の封鎖を行うことはしないし、電車などの公共交通機関も動くし、スーパーなども引き続き営業いただくなど、経済・社会活動を可能な限り維持をしながら、密閉、密集、密接、三つの密を防ぐことなどによって感染拡大を防止していくというこれまでの日本のやり方には変わりなく、これを一層強化、そして徹底をお願いするものだ」としています。

外出に罰則が課されるというものではなく、必要最小限の運動などを行うことは可能な模様です。

たしかに1日中自宅にいれば運動不足になったり、イライラしたりとろくなことはありませんからね。

ではどんな運動がいいのか・・・。

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緊急事態宣言。「必要最小限の運動」にはジョギングがいいと思う

私は、ジョギングがよいと思います。
ジョギングは至って簡単。ただ走るだけです。
走りたくなったときに、近所を走るだけでOKです。
とりあえずシューズとジャージがあれば大丈夫です。
ラケットとかグローブとか、余計な道具はいりません。

なおかつ、ジョギングは基本的に一人でするもの。
チームを結成しなくて構いません。対戦型ゲームでもないので、相手を見つけるものでもないです。
ということは人との距離、密集云々を考えなくていいので至ってシンプル!
足が速い人は速いなりに、遅い人や初めての人もそれなりに楽しめます。

「必要最小限の運動」ならとにかく汗が流せればいいわけですから、これまで走ったことがないという人も速歩きよりもちょっと速いくらいの速度なら2kmくらいは案外走れてしまったりします。
かくいう私も2016年に2kmのジョギングから始めましたが、1年後には20km位なら普通に走ることができるようになりました。

これは当時の自分が福岡大学名誉教授・田中宏暁先生の著作『スロージョギングで人生が変わる』という本を読んだところ、「とにかくゆっくり走ることが大切だ」ということが書かれており、実際に試してみたらその通りでした。
私は中学生のころ、体育で「1」を取ったことがあります。5段階評価の最低です。
その私ですら、最初はゆっくり走るということに注意するだけで2kmからスタートし、どんどん距離を延ばせたのです・・・。




この動画でも解説されていますが、スロージョギングの様子を見ていると「え、こんなラクなの?」と思うはずです。しかしこれでも十分OKなのです。

しかもジョギングをすると
・継続するうちに体力がつき、生活の質が上がる
・ウォーキングに比べると消費エネルギーが2倍。内臓脂肪が減る
・生活習慣病の予防改善
・脳機能の改善
・がん予防
といった効果もあります。

私自身もここ3年以上、いっさい風邪らしい風邪にかかっていません。
おそらくジョギングのおかげで体力が付いて抵抗力が増したのだろうと思います。

ピンチはチャンスという言葉があります。
ここで運動の習慣を身につけてしまえば一生の資産になります。
誰でもできるスポーツ=ジョギング、これが私のおすすめです。