東京駅八重洲口の目の前にあったブリヂストン美術館。
2015年から建て替えに伴い休館、そして2020年1月にアーティゾン美術館としてリニューアルしました。

私は2020年2月1日に訪問しましたが、「あれ、ここってこんなにフルコースの名品ずらりだったっけ?」と思うほどの様変わりでした。

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名品ずらり、一度は行くべきアーティゾン美術館

2020年3月31日までは「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地」という展覧会を開催しています。

展示室入り口では展示品一覧を配布していますが・・・、

カミーユ・ピサロ「菜園」

エドゥアール・マネ「オペラ座の仮装舞踏会」

エドガー・ドガ「レオポール・ルヴェールの肖像」

オーギュスト・ロダン「立てるフォーネス」

ポール・ゴーガン「乾草」

パブロ・ピカソ「画家とモデル」

藤田嗣治「横たわる女と猫」

アルベルト・ジャコメッティ「矢内原」

草間彌生「無限の網」

ピエール=オーギュスト・ルノワール「水浴の女」

青木繁「狂女」

エジプト(プトレマイオス朝)「聖猫」

フィンセント・ファン・ゴッホ「モンマルトルの風車」

・・・。


・・・。


展示一覧からアトランダムに抜書きしただけですが、疲れるだけなのでこの辺でやめておきます。

とにかく名品がずらずら状態です。

いろいろな時代を横断的に鑑賞できる

例えば国立西洋美術館では、絵画を展示している部屋は中世~バロック・ロココ~古典~ロマン派・・・といった具合に時代に沿って展開されています。

こちらアーティゾン美術館では時代ではなくテーマに沿って展示されているので、例えば19世紀の作品と現代の作品が併存してたり。

そのテーマというのは「聖俗」「異界」「記録」「幸福」などのテーマに沿って時代横断的に展示されており、こうした概念をそれぞれの時代の作家がどう表現したのかを味わうことができます。

混雑していない

アーティゾン美術館は原則として日時予約制になっています。
公式サイトから事前に日時を選んでチケットを購入し、スマホに表示させたQRコードを見せて入館するという手順です。

時間帯は
10:00〜11:30
12:00〜13:30
14:00〜15:30
16:00〜17:30
(金曜のみ)18:00〜19:30( 但し祝日を除く )
から選択です。指定した時間枠内であれば、いつでも入館でき、入館後は閉館まで時間制限なく鑑賞可能。入れ替え制ではないとのことです。

私は土曜の正午すぎに入館しましたがまったく混雑していませんでした。(日時予約制だから当然なのでしょうか。)
1ヶ月ほど前に訪れた都心の某展覧会の、人混みをかき分けて他人の後ろ頭を鑑賞した謎の経験は一体何だったのか・・・。

開館からほどないタイミングでの訪問でこういう状態ですから、よほど珍しい展覧会でもない限り混雑については心配する必要はほぼなさそうだと思いました。

撮影もOK

フラッシュを使わなければ撮影も認められています。たしかブリヂストン美術館のときは撮影NGだったはずです。時代は変わりましたね。

エドゥアール・マネ「オペラ座の仮装舞踏会」
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クロード・モネ「黄昏、ヴェネツィア」
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パブロ・ピカソ「女の顔」
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驚きの入館料1,100円

美術に関する記事を書いていてお金の話をするのは気が引けるのですが、入館料は1,100円でした。
これだけの名品が並んで、たったの牛丼3杯分くらい、1,100円でした。(展示内容により入館料は変動する可能性があります。)

ほんとにこの価格設定でいいのか? と思いましたが、私は90分ほどで一巡りし、「来てよかった」と充実感に浸りました。

学生にはさらなる特典があります。公式サイトによると

*大学生・専門学校生・高校生は無料ですが、入館時間枠の予約が必要です。入館時に学生証または生徒手帳をご提示ください。
*中学生以下の方は無料です。なお、入館時間枠の予約は必要ありません。
*障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料ですが、入館時間枠の予約が必要です。入館時に障がい者手帳をご提示ください。

だそうです。これはすごい!

おわりに

ブリヂストン美術館がリニューアルし、大幅にパワーアップして帰ってきたという感があります。
「こんなにデカいところだったかな? にしても来てよかったな」という、幸せな休日のひと時を過ごすことができました。

東京駅八重洲口目の前ということでアクセスも良好です。

気になっている方はぜひ訪れていただきたい美術館です。確実に満足できるはずです。