11月になるとたいていボジョレー・ヌーボーのことがニュースになります。
「成田空港にボジョレー・ヌーボーが到着し、云々」。

ボジョレー・ヌーボーは軽快でフレッシュな味わいが特徴ですから、たとえば女子会で飲むにはおしゃれだし、ある程度の美味しさは確保されているのでぴったりなワインなのかもしれませんね。

でもボジョレー・ヌーボーは年に1回のイベント商品。
いつも飲めるというわけではありません。
それに「足元を見られている」というのか、1本千数百円~2千円してしまうボジョレー・ヌーボーはコスパという観点からはいまいちな気がします。

ではコンビニでほぼ確実に手に入るワインで、かつ1,000円以下と手頃のコスパ抜群な安旨ワインとは・・・。

しょっちゅうワインを飲んでいる私なりの結論は、セブン-イレブンでよく売っている「コンチャ・イ・トロ」の「サンライズ」が1,000円以下で買えるもののうち、ベストです。






セブン-イレブンで1,000円以下の安旨ワイン、「コンチャ・イ・トロ」の「サンライズ」

画像を上記のとおり、貼り付けておきました。
おそらくセブン-イレブンで一度は見かけたことがあると思います。

自分なりにベストだと思う理由を書きとめておきます。

1.ほぼ確実に手に入る

セブン-イレブンなら全国展開。日本のどこにいてもほぼ確実に手に入ります。
成城石井とか紀伊国屋のようなお店だと展開していないので手に入らないということがありえます。

ネット通販で買おうとするにも受け取りのときに家にいないといけないので、ちょっとめんどくさい。

その点セブン-イレブンならどこにでもありますから、誰でも「サンライズ」を試すことができます。

2.しっかりとした味わい

「コンチャ・イ・トロ」はチリの会社。1883年に創立されています。

コンチャ・イ・トロは、1969年創設のイギリス有名ドリンク雑誌〈ドリンクス・インターナショナル〉に、2011、2012、2013年の3年連続「世界で最も称賛されるワインブランド」に選出されました。
その審査基準は、ドリンク業界のエキスパートによって「ぶれずに、かつ更に品質が向上しているワインであること」「幅広い層にとって魅力的であること」など、合計5つの項目で審査されています。
この審査で3年連続1位に輝いたコンチャ・イ・トロは世界中のプロが認めた世界で最も称賛されるワインブランドです。
(https://www.kirin.co.jp/products/wine/cyt/より)

日本でコンチャ・イ・トロのワインを販売しているキリンのHPにはこのように書かれています。

そもそもチリのワインは全体的にどっしりとした本格的な味わいのものが多く、なおかつ分かりやすいテイストで誰にでも好かれるのが特徴です。

そんなチリワインの良さが典型的に現れているのが「サンライズ」です。

3.しかも1,000円以下で買える

チリワインは「安旨ワイン」の王道として、着実に輸入量を増やしてきています。

財務省関税局貿易統計によると、チリワインの2018年の年間輸入数量は約5万1千KLとなり、4年連続で1位となりました。
※財務省関税局による「ぶどう酒(2L未満)」の推移

チリワインは、中高価格帯も含めた豊富なラインアップを持ち、コストパフォーマンスに優れた品質がお客様に広く認知されています。手頃な価格と飲みやすい味わいが支持されています。

2007年9月に日本とチリ二国間の「日本チリ経済連携協定」が発効され、ワインの関税は12年かけて段階的に削減され、2019年4月に完全撤廃となります。この12年間で、チリワインの輸入量は約5倍に拡大しました。
(https://www.kirin.co.jp/company/news/2019/0131_04.htmlより)

これだけ輸入量が拡大しているということは、つまり売れているということの何よりの証です。

要するに、誰もが「旨い」と認めているということです。


おわりに

私もこの「サンライズ」にはお世話になっています。
本格的なワインを求めるなら1本2,000円くらいは出したいところです。

といってもいつもそこまで出せるか? というとためらいを感じてしまいます。

その点、安いと旨いが両立している「サンライズ」なら日常のワイン体験にもってこいの一品。

セブン-イレブンで確実に買えますが、まとめ買いしておこうという方のために商品リンクもご紹介いたします。
まとめ買いすればたしかに1本ずつ買うより安上がりですしね・・・。