私=ぼっちは友だちがいません!! だからこのブログも「友だちいない研究所」と言います。
もともと友だちがいないぼっち(一人ぼっち)状態の人の行動や心理を研究することがねらいで始めたのがこのブログ。
今日はぼっちこそが人間関係のミニマリストだ! というお話をします。
ぼっちになれば対人ストレスはゼロになるよ。
私は社会人歴10年以上ありますが、友だちがいません。
休日は誰とも話さない日も多くあります。まあ、「レシートはいらないです」くらいは喋りますが・・・。でもそれって会話とは言わないですよね。
学校や部活、会社やコミュニティにまつわる悩みの多くは人間関係が占めていると言っても過言ではないでしょう。
転職する理由でも一番ポピュラーなのが人間関係。
このように人付き合いにストレスを感じている人がすごく多いんですね・・・。
私はいま職場でもぼっち状態なのですが(ブログのネタ探しなどに時間を使いたいので、例えば昼休みは自発的に一人でご飯を食べています。人と食べないようにしています)、昔はそこそこ飲み会にも顔を出していました。
そこで
・好きでもない先輩の武勇伝に相槌を打ったり
・どうでもいい男女関係の話に合わせたり
・「誰かがどこにマンションを買ったらしい」というしょうもない噂に関心を持つフリをしたり
とろくでもないことで時間を失って疲弊するという失敗を犯していました。
人間関係の断捨離を始める
昔から飲み会は好きじゃなかったのですが、数年前からはとうとうほとんど一切出席しなくなりました。
大学時代から数年やっていたヴァイオリンをやり直したら技術がボロボロになっていて、「このままではまずい!」と思い本格的にトレーニングを開始。
ところがヴァイオリンというのはえげつなく難しい楽器なので、毎日何時間でも練習しないと上達しません。
さらにジョギングも始めました。
これが大体2015~2016年くらいのこと。
実はその頃私の周りでガンで亡くなる人が出てきたりと、「自分もあとどれくらい健康でいられるんだろう」「自分って結局死ぬよね」という実感がひしひしと迫ってきたのでした。
そうなると「健康でいられるうちに、やりたいことはやっておこう」という気になり、自分の人生の深いところと共感しないものは平気でバサバサ切り捨てていくようになりました。
飲み会に出なくなったのはこういうわけです。とにかく時間が惜しいのです。
人間関係が気になるな・・・、他人の目が気になるな・・・、やりたいことも特にないし・・・。
そう思っている方も多いと思いますが、昔の自分もそうでした。
私の場合はたまたまヴァイオリンを学びなおしたり、嫌いだったスポーツに向き合うことと、周りの人がガンに冒される時期が重なっていたことで「なんでもすぐに投げ出してしまう過去の自分と向き合って生きたい」という思いが深まりました。
結果的に、健康なうちに自分のやりたいことにリソースを割くことが最重要となり、その妨げとなる人間関係はカットするようになったのです。
人間関係のミニマリストになるための手順
人間関係のミニマリスト化、断捨離と言ってもいいでしょう。
手順は至って簡単です。
・携帯電話の電話帳から、「ここ1~2年連絡を取ってない人」を消します。
・「これから連絡を取ることはないだろうな」という人も消します。
じつはこれだけで相当電話帳はきれいになるはずです。
今も私の携帯電話には家族、職場、タクシー会社、ヴァイオリンの先生、物件の大家さんなど、15人程度しか登録していません。
LINEも使っていません。
ついでに、
・飲み会は出ない/出る数を減らす
で自分にとって必要のない人間関係はかなり減らすことができます。
人間関係のミニマリストになり、自分の大切なことに向き合おう
人間関係が最小限度に抑えられると、必然的に自分がやりたいことに向き合うことができるようになります。
こうなればしめたもの。あなたの人生の充実度は一気に改善されるでしょう。
自分のやりたいことがない、何が好きなのか分からない、何に向いているのかもよくわからない・・・。
そういう時は自分がいまとりあえず「好きだ」と言えることを存分に掘り下げてみることをおすすめします。
「好きだ」と言えることというとちょっと大げさですが、3年くらいの期間を努力と感じず継続できていることがあれば、それはもう「得意」「好き」と言ってもいいんじゃないんでしょうか?
ホリエモンは『多動力』という本のなかでこう言っています。
一度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。
自分の1日のタイムスケジュールを一度書き出してみるといい。24時間のうち、自分がワクワクしないことにどれほどの時間を費やしているだろう? 家事や通勤時間、経費精算など嫌々やっていることは、一つひとつ減らし、1日24時間をワクワクで埋め尽くそう。
人はすぐ目的を知りたがる。 「堀江さんがしょっちゅう海外に行くのはなんでですか?」「いろんな人と毎日食事するのはなんでですか?」
答えは一つしかない。
「おもしろいから」だ。ただ「おもしろいから」「楽しいから」行動する。
昔の自分なら「何言ってんだこの人」と感じていたでしょうが、日々自分のやりたいことに向き合っていると、ホリエモンは「幸福とは何か」という問いにたいして、口調はちょっと下品かもしれませんが重要な示唆を与えてくれていることに気付かされます。(今はホリエモンの「時間」について言っていることにほぼ賛同しています。)
ぜひこの記事をお読みの方も、人間関係のミニマリストを目指して充実度の高い日々を過ごしてください。
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