エドゥアール・マネの代表的な肖像画の一つである「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」。1872年の作品であり、現在はオルセー美術館に展示されています。この作品では、モデルとなった女性、ベルト・モリゾが黒いドレスをまとい、すみれの花束を胸元に飾っています。あれ ...
2025年03月
新卒就活の運ゲーと欧州の就職事情の過酷な現実
日本では新卒一括採用という習慣があり、大学3年から4年のころに就職活動を行い、何かしらの企業に就職していきます。大体、大手がまず採用を開始します。そこからしばらく経って中堅企業が採用をスタートさせます。順序が逆だと、中堅企業がせっかく内定を出してもその後で ...
究極の黒を求めて──世界で最も黒い物質とその未来
日向坂46の小坂菜緒さんのラジオ番組であるJ-WAVEの「SONYSONPO QUEST FOR THE FUTURE」で紹介されていた書籍『色の物語 黒 NOIR』。黒という色には様々なイメージが宿っています。禁欲、メランコリック、不気味、エレガント、病・・・。アンリ・マティスは「黒はそれだけで ...
AIを仕事で活用しても楽にならない理由とは
ChatGPTを仕事で活用しているという人も多いでしょう。私も「この文章を要約してほしい」「英訳してほしい」「この就業規則が悪用される可能性を指摘してほしい」のような使い方をしています。それはそれで便利なのですが、結局のところ全体的に仕事が楽になることはないので ...
手抜きで楽をすればするほど生産性が上がるという不思議な話 ――『静かな退職という働き方』より
生産性。日本は他の先進国と比べると生産性が低いということは前々から言われていました。そのくせ長時間労働で低賃金です。いつの間にか一人当たりのGDPではシンガポールにも台湾にも韓国にも追い越されてしまいました。海老原嗣生さんの新刊『静かな退職という働き方』を読 ...
モーツァルトの『交響曲第39番 変ホ長調』。円熟の輝きと洗練の美しさ
私がいちいちこの場所に書くほどのことでもないのでしょう、モーツァルトの『交響曲第39番 変ホ長調』がいかに素晴らしい曲であるかを。1788年に作曲されたこの交響曲は、いわゆる「三大交響曲」(第39番・第40番・第41番)の最初の作品であり、モーツァルトが創作の絶頂期に ...
ラスコーの洞窟壁画は立入禁止。でもレプリカで鑑賞できる
世界史の授業を履修すると、ラスコーとアルタミラの洞窟壁画の話が最初のほうに出てきます。どっちがどっちなのか混乱しがちです。一応、「フラスコ」と覚えるのがいいとか。フランスのラスコー、略してフラスコ。化学実験で使うあのフラスコに絡めて覚えます。そのフランス ...
SNSでの投資詐欺。なぜ人は簡単に騙されてしまうのか?
偶然この人@・・・ を見つけてしばらく観察していたら、毎日良い銘柄を紹介してくれているのがわかりましたこの数ヶ月で、彼の勧める銘柄を買って300万円儲けた #日本株 ☺️彼についていけば、資産を増やせるかもしれない3ヶ月前にたまたま见つけたブロガー@・・・👈1ヶ月 ...
夜中の非通知電話がうるさい!迷惑電話をシャットアウトする方法
寝ていると、突然夜中に家の固定電話が鳴りました。たぶん間違い電話だろう。酔っ払いからの。コール音がうるさいので布団から出てガチャ切りしてまた寝ました。そしてまた1ヶ月くらい経過して、今度は早朝に電話が鳴りました。これはさすがに腹が立ちました。コール音がうる ...
パガニーニの『ヴァイオリン協奏曲第1番』が退屈に感じられる理由。これって本当に名曲か?
パガニーニの『ヴァイオリン協奏曲第1番』。国際コンクールでも課題曲に採用されることが多く、演奏者の技術レベルがいかほどのものかを推し量る曲として持って来いでしょう。コンサート・プログラムにもよく掲載されています。・・・というのが一般的な言い方ですが、これっ ...