私は2018年8月までガラケーを使っていました。
ところがとうとう液晶が映らなくなり、仕方なく一番安いスマホにしました。

必然的にiPhoneではなくAndroid。
世の中にはiPhone=リア充、Android=非リアなイメージを持っている人もいるとか。
このブログは「友だちいない研究所」。
ええ、ぼっちです。非リアです。
だから自分もAndroidです。

その私がおすすめするスマホの使い方があります。

おすすしたい人は、世の中で「非リア、陰キャ、ぼっち」にカテゴライズされそうな人、そういう自覚がある人です。
さらに、「非リア、陰キャ、ぼっち」だけどもともと人付き合いが好きじゃない人、誰とも会わないのが理想の休日だという人におすすめです。


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おすすめのスマホの使い方、「ブロック」

結論から言うと、好きではない人、連絡を取りたくない人を積極的にブロックしてしまいます。

連絡したくない人、してきてほしくない人、誰にでもいますよね。
その他、

・不動産営業

・マルチ商法やってる人

などは着信があり次第、その番号を着信拒否にしてしまいます。

SMSも「電話帳に登録していない番号からのSMS受信を行わない」という設定にします。
もちろん電話帳に登録する人は必要最小限にとどめておくことが前提。

これだけで日々の余計な着信はほとんどなくなります。

画面のごちゃつきを防止するために、いらないアプリも削除してしまいます。
私はスマホにしてすぐにFacebookを削除しました(やってないので)。

LINEもインストールしません。
これを入れると常に余計な連絡に振り回されるので、そういうことに時間を使うのはあまり生産的ではないのかなと。

私の実績

スマホをこういう設定にしてしまうと、メールもせいぜい月に1~2本程度、電話もほぼゼロ。
実に静かな環境をキープできています。

お気づきかもしれませんが、スマホを人とつながるためのツールとして使っていません。
その逆で、人をブロックするためのツールとして使っているわけです。

実際問題、世の中には人間関係が充実していくことに不幸を感じる人がいます。
人生は有限。やりたいことが山ほどあるのに、人間関係のメンテナンスに時間やエネルギーといったリソースが割かれるのは嬉しくない。
そう思う人は世の中に一定数確実にいます(私もそう)。

こういう考え方の人はぜひ「人をブロックするためのツール」としてスマホを使ってみていただければと思います。


ひとりぼっちだからいい

みんなが町で暮したり
一日あそんでいるときに
おまえはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまえは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌うのだ
もし楽器がなかったら
いゝかおまえはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光りでできたパイプオルガンを弾くがいゝ
(宮沢賢治「告別」より)

この詩は宮沢賢治が才能の兆しが感じられる「弟子」に語りかけるといった体裁で書かれています。
みんながワイワイと遊んでいる時に、一人でいるのは寂しかもしれない。
だけれどそうしないとクリエイティブなことは何一つできないぞと言っているわけです。

たしかに私はいま現にこうしてブログを書いていますが、こういう作業は一人じゃないと絶対にできません。メールが届いたら集中が途切れてしまいます。
作曲とか絵を書いたりとかも同じことですよね。

別にクリエイティブな作業じゃなくても、家でDVDを見ていていいシーンで突然何かしらの着信があったら、むっとするはずです・・・。

やっぱり何かに深く集中して取り組むにはぼっち状態がベストです。

ひとりぼっちのメリット

ひとりぼっちのメリットはまだあります。

・気楽にゲームができる

・動画見放題

・のんびり読書できる

・好きなようにお酒を飲める

・予定がスカスカなぶん、やりたいことにすぐ飛びつける


最高じゃないですか。

ゆるいつながりが欲しいならSNSでもOK

私は休日に人と会うことがほとんどありません。
ただしツイッターを使っていて、何かしらの反応が日々あります。

続ければ続けるほど、ゆるいつながりが増えてゆくのがツイッターの面白いところ。
スマホひとつで人と適度につながることができます。(完全に人間関係をブロックしないのがミソ)。

ひとりぼっちにおすすめな本
齋藤孝さんの本『孤独のチカラ』という本はおすすめです。
孤独こそが人生を生きるほんとうの力になると齋藤孝さんはこの本で繰り返し説いています。
生け花もまた、見ていいなと思う作品には、凛とした風情がある。花が孤独に、それこそ自分の世界をもってすっくと立っている。それは花を通して、生けた人の精神の強さを感じるからだ。
このくだりからは孤独というものがどれだけ人を強くするかが生け花に例えて端的に表現されていますよね。
もちろん対義語は馴れ合い。そういえば生け花って「馴れ合い」みたいな作品を見たことがないです・・・。

まとめ

非リア、陰キャ、ぼっちな人へ。

スマホはあくまでも道具にすぎません。

人間のほうが道具より偉いはずなのに、道具に振り回されるのは本末転倒です。

いらないアプリを削除して、電話帳も必要最小限にして、着信もなるべくこない環境にしてしまえばストレスは一気になくなります。
スマホは便利なツールですが、使い方が悪いとストレスのもと。
心地よい人間関係は人それぞれですから、スマホを自分に最適化してストレスは最小限にしたいですね。

そして余った時間は孤独時間として、自分のやりたいことをやりましょう・・・。

非リア、陰キャ、ぼっちこそがむしろ究極の贅沢ですよ・・・。