ドラゴンクエストの略はドラクエ。
マリオカートならマリカー。
パーソナルコンピュータはパソコン。
就職活動は就活。
日本人はなぜか4文字に略したがる傾向があります。
私は20年以上クラシック音楽を聴いています(ヴァイオリンも弾いています)が、この世界にも謎の略語がたくさんあります。
知っているあなたはクラオタ(クラシックオタク)かも・・・?
クラシック音楽における謎略語
モツレク・・・モーツァルトの『レクイエム』。したがって指揮者レヴァイン『レクイエム』をが指揮すると「レバモツ」となる。
メンコン・・・メンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲』。協奏曲はコンチェルト。
ベト7・・・ベートーヴェンの『交響曲第7番』
マラ6・・・マーラーの『交響曲第6番』
ブル8・・・ブルックナーの『交響曲第8番』
チャイ5・・・チャイコフスキーの『交響曲第5番』
チャイコ・・・チャイコフスキー。ショスタコーヴィチはショスタコ。プロコフィエフはプロコ。(そのまんまですよね。)
トラ・・・エキストラ。(これは東芝EMIの筆記試験にも出ました。←私の実体験です)
クナ・・・指揮者クナッパーツブッシュ
コバケン・・・指揮者小林研一郎。炎のコバケンとも。
フルヴェン・・指揮者フルトヴェングラー。1954年没。ステレオ録音が実用化される前に死去したためレコードはモノラルしか存在しないものの、ベートーヴェンなどドイツ音楽に神がかったような演奏が多く、今もなお多くのファンから神格化されている。
ハルサイ・・・ストラヴィンスキーの『春の祭典』
オントモ・・・音楽出版社『音楽之友社』
ゲイゲキ・・・池袋の東京芸術劇場のこと。
タケメモ・・・初台にある東京オペラシティのコンサートホール「タケミツメモリアル」のこと。「ときめきメモリアル」とは関係ない。
トウサイ・・・桐朋学園大学で長く教鞭をとった斎藤秀雄氏のことを弟子が尊敬を込めてこう呼ぶことがある模様。(芸能人が銀座のことをザギン、寿司をシースーと言うようなもの?)
左手・・・ラヴェル『左手のためのピアノ協奏曲』
クラオタ・・・クラシックオタク。このブログを書いている私もそう・・・? ええ、ブログタイトルに「友だちいない研究所」なんて名前をつけてしまうくらいですから、暗い人なんでしょうねきっと・・・。
こうした略語のうち、コバケンやチャイ5、ブル8などはタワレコのポップなどで普通に使われてることがよくあります。
「伝説的ライブ、マタのブル8がリマスターで蘇る」などのように。(マタはNHK交響楽団に度々客演していたロブロ・フォン・マタチッチのことで、ブルックナーを得意としていました。)
以上、知っていてもなんの役にも立たない(?)であろうクラシック音楽の略語でした。
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