私は2019年4月~5月の10連休のときに外出する用事があったので某県の県庁所在市のビジネスホテルに宿泊しました。

もちろん外出先でもブログの更新やメールチェックなどを欠かすつもりはありません。

ホテルの部屋に入ってノートパソコンを広げて、さあ・・・、あれっ?

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今どきWi-fiどころかLANすらないビジネスホテルが実在した。ここは日本か?

LANケーブルがない。様子が変だ。そう思って机の引き出しを開けてみると、宿泊のてびき(のようなもの)にこんなことが書いてありました。

LANケーブルはフロントにて貸出可(数に限りがございます。)

あ、そうなんだ、フロントで借りられるんだ!
と思ってフロントに行ってみました。

「すいません、LANケーブル貸してください」

「お部屋は何号室ですか」

「〇〇○号室です」

「あ、すいません、そのフロアは部屋にLANが配線されていないので、インターネットが使えないんです」

「Wi-fiも飛んでないんですか」

「あちらのパソコンコーナーでインターネットが使えるんですが・・・」

「 」

なんだこれは! 15年前か! 一応LAN接続を4箇所設けているともてびきに書いてありますが、今どきこんなレベルなんて、正直不便すぎます。

平成の中頃のような光景がまさか令和になっても出てくるなんて・・・。ここは本当に日本か? 主要先進国じゃなかったのか? ポルトガルの安ホテルに泊まったこともあるけど、普通にWi-fiが飛んでたぞ。今どきLANすら配線されてないなんて、いつの時代の話だ!? これで1泊7500円? 嘘だろ? ・・・そう思わずにいられませんでした。

ここが離島だったり、ものすごい僻地だというならわかります。(というか、僻地だからこそ逆にネット環境が整備されなくてはならない?)
しかしここは人口200万人ほどの県の県庁のすぐ近くのホテルなのです。
どんだけ設備がアップデートできてねぇんだよ!!

だったらどうすればよかったのか

この記事をお読みの方は、おそらく私と同じ体験をしてイラッときて「ホテル wifi ない」などとGoogleに打ち込んでたどり着いた方ではないでしょうか。
お気持ちお察し申し上げます。大変お気の毒です。
予約の段階でちゃんと見ておけばこんなことにはならなかったはずなのに、まさか今どきネットが使えないホテルがあるなんて、普通想像もしないですよね。

私はちびfiという、有線LANから無線LANの電波を飛ばせる道具を宿泊するときはいつも携帯していますが(小型ノートパソコンが有線LANに対応していないため)、そもそも有線LANが使えないというのは想像のはるか斜め下の展開でした。

私なりの対策は・・・。

    1. ちゃんとLANなりWi-fi環境があるか可能な限り調べる!

    2. HP見ても分からなかったら、ちゃんとTELして聞く!

こんなところでしょうか。
正直、基本中の基本のことです。
しかしそんな初歩的なことをスルーしてしまったために今回のようなことになってしまいました。

連休などとなると、予約が殺到してすぐに部屋がなくなってしまうのではないかといった焦りからとりあえず押さえられるところを押さえようという考えになりがちです。

しかしそこで押さえただけで安心してはだめでした。
ちゃんとどんな設備なのか、調べておくべきでした・・・。

それで慌ててスマホで近場のネットカフェを探したりして、朝早起きしてそっちのネットカフェでガシガシ作業する羽目になったり・・・。
マイナスからリカバリーするための努力は立派でも、トータルとして見ると結局は無意味なことですよね・・・。


皆様、私みたいにならないように(もうなってるかも)、どうかお気をつけくださいませ・・・。