本日、突然のグッドニュース!


2019年4月からのNHK連続ドラマ「なつぞら」への出演が決定したとのこと。
渡辺麻友さんが着実に女優としての地歩を固めつつある様子に私は快哉を叫びました。

今回の役柄は三村茜(みむらあかね)。
絵を描くのが大好きな、眼鏡をかけたおっとりとした女の子。漫画映画をよく知らず、東洋動画には見習いとして就職、次第にその面白さにひかれていく。なつと一緒に社内試験を受け、繊細な絵が評価され、なつより一足先に合格し、正式にアニメーターとなる。
(https://www.nhk.or.jp/natsuzora/news/news0301_04.htmlより)

これはまさに多くの人がイメージしているであろう渡辺麻友さんの人物像に概ね合致していると思われます。まさに良い役を引き寄せたと言ってよいでしょう!

ここ5年のNHK連続ドラマの平均視聴率は概ね20%前後で推移。
彼女の姿は全国津々浦々、幅広い世代の人に確実に届きます。

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彼女には本当に「何もない」のでしょうか?

以前、渡辺麻友さんについて触れた記事「渡辺麻友さんの「江戸娘」インタビュー。彼女には本当に「何もない」のでしょうか?」では、これまでの時代劇への出演やNHK交響楽団との共演を果たしたことに関連して、過去の歩みが築き上げた信頼こそが彼女の最大の資産であると申し上げました。

さらに今回の「なつぞら」出演。

本当に渡辺麻友さんには「何もない」のでしょうか・・・? 答えは私が思っていたよりもずっと早く出ました。

諦めたらそこで試合終了。地道な継続が実績を生む

ご存知の通り渡辺麻友さんはアイドルグループ・AKB48に11年在籍し、王道アイドルとしての地位を築きました。
もちろん地位には責任が伴います。芸能人とくにアイドルには一般人よりも高いモラルが求められます。
その役割を全うした彼女の性格を語る際には決まって「ストイック」という言葉が用いられます。

「ストイック」という言葉をより噛み砕くならば、「やるべきことを確実に継続した」「やるべきでないことはやらない」という地味なことを毎日続けたことになるでしょう。

「諦めたらそこで試合終了」という言葉がありますが、彼女の足取りは地道な継続が信頼と実績を生むという証明でもあると言えるでしょう。

たくさん作品を残すことが、ヒットにつながる

作曲家、エンニオ・モリコーネのウィキペディアの項目をご覧いただくと、膨大な数の映画音楽を手がけていることがわかりますが、誰でも知っているメロディといえば『ニュー・シネマ・パラダイス』の「愛のテーマ」と『ミッション』の「ガブリエルのオーボエ」くらいではないでしょうか。

ピカソも生涯で14万点を越える作品を生み出しましたが、やはり作品の名前と実物が頭の中で一致するのは『ゲルニカ』とあとは数点ほどのはずです。

こうしたクリエイターを見ていて分かるのは、とにかく作って作って作りまくったということ。
そうして試行錯誤を繰り返した結果、一部が真の名作として歴史に残る(残りつつある)ということです。(スポーツの世界で言うなら、イチロー選手ですら10回中7回は凡打です。)

願わくば渡辺麻友さんもこれから一回でも多く舞台に立ち、一本でも多くのドラマに出演して頂きたいと思います。
場数を踏んで女優としての経験を蓄積して、それがいつか「名作映画」のような形で花開くはず・・・。

「いつ、どのように」は誰にも分かりません。しかし続けることが成功の大前提です。
「なつぞら」を一つの転機として、今後ますますの活躍を期待したいと思います。

まだNHKの朝ドラに出演することの告知のみですのでどういう仕上がりなのか分かりませんが、私は引き続き渡辺麻友さんの今後に注目していきます。

*「なつぞら」については放送開始後に随時感想などを記事化していきたいと思います。