友達がサイタマラリアに感染した! ものすごい熱が出て学校を何日も休んだ!!

そんな話を聞いたことはありませんか?

サイタマラリアは本当に恐ろしい病気です。もしかかってしまったら・・・魔夜峰央先生の著作『翔んで埼玉』に症状が詳しく書かれています!
小型春日部蚊が媒介する埼玉特有の熱病で強い伝染性を持つ
症状としては高熱・発疹・下痢・嘔吐などで手当てがおくれると死にいたる場合もある
つまりマラリアやデング熱に匹敵します!

サイタマラリアの治療法は?

『翔んで埼玉』では東京都で発生したとき、医者が血清を使って治療していました。

逆にこれがないと命に関わるようです。血清が手に入らないときは漢方薬、祈祷に頼るしかないようですがまさに神頼み、否効果は期待できません。

いままで埼玉でしか発症事例が存在しなかったものの、漫画『翔んで埼玉』では白鵬堂(映画では壇ノ浦)百美が所沢に足を踏み入れたときに感染し、潜伏期間が終了して発症しました。(追記:原作と映画版ではディテールが若干異なっているようです。)


小型春日部蚊が飛び交う埼玉はどんなところなのか?

・10年ほど前までランプといろりで生活。

・最近やっと電気が通うようになったがTVがまだ珍しく、夕食時には村人が庄屋の家に集まって見物。

・東京へは手形がないと通行できないが、なかなか手に入らない。

・手に入ったとしても都内では行動が制限され、三越へ行こうとすると「生意気を言うな」と説教される。

・こっそり三越に潜入し、バレると埼玉に強制送還。

・デイリー埼玉の一面記事は「牛が逃げた」。

・東京のレストランは都民用と埼玉県民用のメニューに分かれている。

・埼玉県民のメニューは残飯定食、サンマの骨定食、下水ライス、犬のよだれご飯など。

・埼玉県民は学校で体調を崩しても医務室を使わせてもらえない。「そこらへんの草でも食わせておけ!」

・・・『翔んで埼玉』では埼玉がまるで明治時代のような文明水準で描かれています!


『翔んで埼玉』が生まれたきっかけ

魔夜峰央先生が本格的に漫画家として活躍しようというとき、新潟から所沢に引っ越したものの、実はこの街に編集長と編集部長が揃って暮らしていました。
突如連載打ち切りを通告されるのでは・・・、原稿を催促されるのでは・・・、そういう恐怖感から逃れようとして生み出されたのが『翔んで埼玉』でした。

作品は未完成に終わっていますが、ここまで埼玉をディスっていて逆に清々しいほど!

2019年2月に映画も公開されますが、GACKTが主演することで話題を集めているようです。

しかし魔夜峰央先生は「本当にいいんですか?」と困惑の模様。


・・・そりゃ困惑しますよね(笑)