なぜサラリーマンは仕事をしていて「時間の切り売りだな・・・」と感じるのでしょうか。

以前の記事で登場した田島さん(仮名)も大学職員ということでバックオフィス系の仕事をしています。
「そもそも仕事って、勝間和代さんに言わせると2種類あるんです。「収束系」と「発散系」です。収束系は「数字が正しいか、間違いがないか」を確認する仕事です。
発散系はその逆です。「こんなことをやりたい」「こういうアイデアはどうだろう」と新しいことに手を出すのが発散系です。
で、前者の収束系が曲者で、「数字が正しいか、間違いがないか」を確かめる仕事は大体マニュアルが決まってるんですよ。
大学の事務仕事もマニュアルが決まってるし、だれも失敗して批判されたくないので仕事をするときは普通、前例やマニュアルを踏襲します。そうすれば上手く行かなくても「いえ、マニュアルに則って対応したんです」といえばある程度言い訳になりますから。
でもそういうやり方だと、どうしてもマニュアルどおりの処理=ルーチンワークで一日が過ぎていきます。
で、ある日気づくんです。『この仕事、俺がやる必然性ってなくね?』って。
そうなると、もう毎日が時間の切り売りだとしか思えなくなるんです」
発達障害の人は、たとえホワイト企業であってもこんな仕事を選んではいけないそうです。
私は一応発達障害と診断されたことはありませんし、まあ日々なんとか過ごしてますけど、大学職員の仕事ってこの4つが全部当てはまるんですよ。
この仕事を毎日やってると、だんだん自分のアタマが固くなるというか、「前例はないだろうか」「マニュアルはないだろうか」「あの人からこういうふうに批判されるんじゃないか」みたいに、自分のものの考え方がだんだん防衛的というか、リスク回避的になっていくんです。
そうなると、毎日ミスしないことを優先して過ごすようになります。でもチャレンジしないで、前任者がやってたように自分も仕事をするってのは、要するに「羊の群れ」ですよね。
『俺って何やってんだろ』って、朝からずっと思ってますよ」
「こういう仕事って、決まりどおりにやるのが正義ですし、決まりどおりにやらないと私学事業団(という団体があるんです)から補助金がもらえなかったりします。センター試験の仕事が最悪だっていう話をこの前しましたけど、あれなんか受験生に喋るセリフとか、それを喋る時刻とか、全部決まってて、完全に名前のない労働者って感じですね。
『モダンタイムス』っていう映画でチャップリンがネジを延々と締めてますよね。あれのホワイトカラー版がいまの私の仕事です。
で、そういう作業を毎日続けてると、「これ、誰がやっても同じ結果になる作業なんだから、自分がやる必然性ってないよね」「ていうか、どうせ正確性しか求められてないし、だったらロボットがやったほうが正確じゃない?」「そういや、銀行もAI導入でリストラ始めたって聞くな」って思うんですよ。
ここまで喋った田島さんは肩を落としました。
数年前までは自分の仕事に対してやる気満々だったのですが、今の田島さんは「学習的無力感」に苛まれているようです。(学習的無力感とは、 努力を重ねても望む結果が得られない経験・状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、不快な状態を脱する努力を行わなくなることです。)
こうした環境で仕事を続けることで、工夫のために投入した労力に対してリターンが小さいと悟り・・・。
ホワイト企業で働くのも案外ラクじゃないのかもしれません・・・。
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今日はこのことについて考えてみたいと思います。

1.仕事がルーチンワークメインである
時間の切り売りだと感じる方の多くは、バックオフィス系の仕事をしていることが多いようです。以前の記事で登場した田島さん(仮名)も大学職員ということでバックオフィス系の仕事をしています。
田島さんもやはり自分の働き方を「時間の切り売りだ」と感じているようでなのです。
彼はこう語ります。
「そもそも仕事って、勝間和代さんに言わせると2種類あるんです。「収束系」と「発散系」です。収束系は「数字が正しいか、間違いがないか」を確認する仕事です。
発散系はその逆です。「こんなことをやりたい」「こういうアイデアはどうだろう」と新しいことに手を出すのが発散系です。
で、前者の収束系が曲者で、「数字が正しいか、間違いがないか」を確かめる仕事は大体マニュアルが決まってるんですよ。
大学の事務仕事もマニュアルが決まってるし、だれも失敗して批判されたくないので仕事をするときは普通、前例やマニュアルを踏襲します。そうすれば上手く行かなくても「いえ、マニュアルに則って対応したんです」といえばある程度言い訳になりますから。
でもそういうやり方だと、どうしてもマニュアルどおりの処理=ルーチンワークで一日が過ぎていきます。
で、ある日気づくんです。『この仕事、俺がやる必然性ってなくね?』って。
そうなると、もう毎日が時間の切り売りだとしか思えなくなるんです」
2.裁量が少ない
さらに田島さんは熱く語る。どうやらよほど大学職員の仕事に嫌気が差しているようです。「『マニュアルが決まってる』ということは、自分で工夫してどうこうという余地がほとんどないってことです。東洋経済の勝間和代さんと借金玉さんの対談、読んだことありますか?
この記事に面白いことが書いてありましたよ。
・「業務マニュアル」が複雑で完成度が高い
・「非言語的ルール」の強い人間関係
・求められる「マナー」のレベルが高い
・「個人の裁量」が小さい
発達障害の人は、たとえホワイト企業であってもこんな仕事を選んではいけないそうです。
私は一応発達障害と診断されたことはありませんし、まあ日々なんとか過ごしてますけど、大学職員の仕事ってこの4つが全部当てはまるんですよ。
この仕事を毎日やってると、だんだん自分のアタマが固くなるというか、「前例はないだろうか」「マニュアルはないだろうか」「あの人からこういうふうに批判されるんじゃないか」みたいに、自分のものの考え方がだんだん防衛的というか、リスク回避的になっていくんです。
そうなると、毎日ミスしないことを優先して過ごすようになります。でもチャレンジしないで、前任者がやってたように自分も仕事をするってのは、要するに「羊の群れ」ですよね。
『俺って何やってんだろ』って、朝からずっと思ってますよ」
3.自発性と関係ない
田島さんはなおも喋り続けました。「こういう仕事って、決まりどおりにやるのが正義ですし、決まりどおりにやらないと私学事業団(という団体があるんです)から補助金がもらえなかったりします。センター試験の仕事が最悪だっていう話をこの前しましたけど、あれなんか受験生に喋るセリフとか、それを喋る時刻とか、全部決まってて、完全に名前のない労働者って感じですね。
『モダンタイムス』っていう映画でチャップリンがネジを延々と締めてますよね。あれのホワイトカラー版がいまの私の仕事です。
で、そういう作業を毎日続けてると、「これ、誰がやっても同じ結果になる作業なんだから、自分がやる必然性ってないよね」「ていうか、どうせ正確性しか求められてないし、だったらロボットがやったほうが正確じゃない?」「そういや、銀行もAI導入でリストラ始めたって聞くな」って思うんですよ。
そうやってやらされ感満載でやる作業は自発性と何の関係もないから、だんだん「時間の切り売りだよな・・・」っていう気になるんです。腐ったら負けなんでしょうけどね、何年もこういうのをやってると、だんだん嫌気が差してきます」
ここまで喋った田島さんは肩を落としました。
数年前までは自分の仕事に対してやる気満々だったのですが、今の田島さんは「学習的無力感」に苛まれているようです。(学習的無力感とは、 努力を重ねても望む結果が得られない経験・状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、不快な状態を脱する努力を行わなくなることです。)
こうした環境で仕事を続けることで、工夫のために投入した労力に対してリターンが小さいと悟り・・・。
そして今の田島さんになってしまったのです。
田島さんも以前は「カイゼン」文化が浸透した会社で働いていて、転職した先が私立大学だったのです。以前は「カイゼン」をいつも心に留めて仕事をしていたはずなのに・・・。
ホワイト企業で働くのも案外ラクじゃないのかもしれません・・・。
ちなみに、大学職員は(田島さんみたいに嫌気が差してる人もいるけれど)じつはけっこう穴場かつホワイトなので密かに人気な職業だとか・・・。
職務経歴書などもきちっと作り込まないと難しい、そう田島さんは語っていました。
自力での転職は難しいみたいなので、軍師(というかエージェント)に頼るのも一つの手ですね。
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