こんにちは! ぼくは友だちいないマンだよ!\(^o^)/
ぼっちだよ!\(^o^)/
今日はメシウマ=他人の不幸を喜ぶ心理について考えてみたよ!
じつは最近、ズバリ、「シャーデンフロイデ」(中野信子氏著、幻冬舎新書)という本を読みました。
この本には衝撃の事実が次々と明かされていました。友だちいないマンが2018年に読んだ本の中で最も衝撃的な内容でした。
誰かの失敗を糾弾し、喜ぶ気持ちの原因には脳内物質「オキシトシン」というものが関わっているそうです。オキシトシンは親子の愛情などを育むために必要不可欠なホルモン。
ところが、同時に「妬み」の感情も生み出してしまうようなのです。
成功者を妬み、彼が引きずり降ろされた時に喜ぶ気持ちをネット用語でメシウマと言い、ドイツ語ではシャーデンフロイデと言います。
さらに、「いじめは悪いことだ」という規範意識が高ければ高いほど、逆にいじめが発生しやすいこともこの本に書かれています。規範から逸脱した人は排除しても構わないという仕組みが発生しやすくなるからだそうです。なんだか暗くなりますね。
皆が「団結」「一丸となって」と言い始めた時、逆に逸脱者を排除しようとする心理が働き、いじめが起こりやすくなるようです。
最後に、人間は争いを好む本性があるということについて触れておきたいと思います。
サッカーが世界で最も人気のあるスポーツである理由の一端がここにあります。
この本には、我々人間は、争うことによって生き延びてきた祖先のDNAを受け継いでいるという歴史を踏まえ、人間はもともと戦うことが好きだと記されています。
その人間の本能に、「集団を守りたい」といった大義名分や「愛」「正義」「宗教」「政治的正しさ」が交わると、違う立場の人を許せなくなり、争いが発生するとのこと。
なんだか暗い気持ちになる本ですが、なぜ人は対立を続けるのか。どうしてささいなことがきっかけでいじめが発生するのか等が脳科学の観点から解き明かされており、とても有意義な本でした。
アマゾンでは他の方のレビューもご覧いただけます → シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書)
ぼっちだよ!\(^o^)/
今日はメシウマ=他人の不幸を喜ぶ心理について考えてみたよ!
メシウマ。他人の不幸を喜ぶ心理。ドイツ語でシャーデンフロイデ。
どうしてこんなことをテーマにしたのでしょうか。じつは最近、ズバリ、「シャーデンフロイデ」(中野信子氏著、幻冬舎新書)という本を読みました。
この本には衝撃の事実が次々と明かされていました。友だちいないマンが2018年に読んだ本の中で最も衝撃的な内容でした。
誰かの失敗を糾弾し、喜ぶ気持ちの原因には脳内物質「オキシトシン」というものが関わっているそうです。オキシトシンは親子の愛情などを育むために必要不可欠なホルモン。
ところが、同時に「妬み」の感情も生み出してしまうようなのです。
成功者を妬み、彼が引きずり降ろされた時に喜ぶ気持ちをネット用語でメシウマと言い、ドイツ語ではシャーデンフロイデと言います。
脳の仕組みは、誰かを裁きたくなるようにできている
例えば大災害が発生したとき、「不謹慎だ!」という正義のもとに、ちょっとした振る舞いをした誰かがバッシングされるのはよく見る光景です。人間心理として、自分が正義と思うこと自体が快感であり、誰かをバッシングすることで自分が相対的に高い位置に立てることがその背景にあるようです。さらに、「いじめは悪いことだ」という規範意識が高ければ高いほど、逆にいじめが発生しやすいこともこの本に書かれています。規範から逸脱した人は排除しても構わないという仕組みが発生しやすくなるからだそうです。なんだか暗くなりますね。
何かを排除するのがヒトの本性?
この本には、人間は集団を形成することで生存競争に打ち勝ってきたことから、集団の安全を脅かす異質なものを排除することが脳にとって「快楽」であるとも記されています。皆が「団結」「一丸となって」と言い始めた時、逆に逸脱者を排除しようとする心理が働き、いじめが起こりやすくなるようです。
人間は争いを好む本性がある
気になる点を挙げていけばキリがありません。最後に、人間は争いを好む本性があるということについて触れておきたいと思います。
サッカーが世界で最も人気のあるスポーツである理由の一端がここにあります。
この本には、我々人間は、争うことによって生き延びてきた祖先のDNAを受け継いでいるという歴史を踏まえ、人間はもともと戦うことが好きだと記されています。
その人間の本能に、「集団を守りたい」といった大義名分や「愛」「正義」「宗教」「政治的正しさ」が交わると、違う立場の人を許せなくなり、争いが発生するとのこと。
なんだか暗い気持ちになる本ですが、なぜ人は対立を続けるのか。どうしてささいなことがきっかけでいじめが発生するのか等が脳科学の観点から解き明かされており、とても有意義な本でした。
アマゾンでは他の方のレビューもご覧いただけます → シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書)
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