毎日というわけでもないが1回7kmを標準距離としてぼちぼちランニングしていたらフルマラソンを4時間50分で走り切ることができました。しかし練習のときは、1kmあたり6分程度のスピードが限界で、なぜそれ以上の速度にならないのだろうと思っていました。答えは簡単で毎日同じ ...
ラフマニノフの『音の絵』、イメージしづらいのになんでこんなタイトルなのか
ラフマニノフといえば『ピアノ協奏曲第2番』がきわだって有名です。あとは『交響曲第2番』と『パガニーニの主題による狂詩曲』といったところでしょうか。ほかにも小品なら「ヴォカリーズ」。これらはロシア情緒纏綿たる作品であり、ロマン派音楽の流れに属するものです。人 ...
内向型の性格の人におすすめしたいシュティフターの文学
アーダルベルト・シュティフター。知らないよ、で片付けられてしまうのはあまりももったいない。彼は19世紀オーストリアの作家・画家であり、特に静謐で内省的な作風で知られています。彼の「小さなものの中にこそ、真の美と価値がある」という考えは、その文学の本質を表し ...
感想:新国立劇場バレエ・コンサート2024
2024年11月16日(土)、17日(日)に開催された新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・コンサート2024」。私は2日目を鑑賞しましたので感想を書き記しておきます。未来を担う若いダンサーの卵たちの研鑽過程を発表する機会がこうして確保されていることを嬉しく思います。「ダ ...
東京駅が歩きづらい。成田空港は歩きやすい。なぜだ。
私はいわゆる陰キャ歩き(直線でシャカシャカと黙って歩く。命名ワイ)を毎日のごとく行っています。そうすると時間が節約できて得です。その私は、新幹線を利用するために東京駅に降り立つたびにいら立ちを抑えることができません。人が多くて歩きづらいのです。国内外からの ...
失敗に向けた計画を立てることの大切さについて
人は普通、成功に向けて計画を立てます。たとえば富士山登山をどうするかとか、入試に向けてどう追い込みしていくかとか、マイホームを購入するための資金計画はどうするかとか・・・。他方で、世の中には自分が進路から外れてしまったら何をするかを事前に決めておく「実行 ...
いまいち見向きもされない悲しきワルツたち
以前の記事で、ハイドンの作品がコンサートプログラムになかなか採用されなくなっているということを書きました。これは今に始まった話ではなく、30年ほど前に出版されたクラシックの書籍にも書かれていたので、数十年にわたって発生している現象だということでしょう。100を ...
ウィーン・マルガレーテのギャグキャラ化が進んで嘆かわしい
『ラブライブ! スーパースター!!』第3期第6話「タカラモノ」では唐可可の出身地上海にLiella! そしてトマカノーテが滞在しています。それはいいのですが・・・。なんですか、これ。ホテルのビュッフェで食事を盛り付ける彼女。右から左へ、左から右へ、右からまた左へ。カ ...
『くるみ割り人形』に見るチャイコフスキーの策士ぶり
年末が近づくと、クラシック音楽業界は大体『第九』だらけになります。名曲でもあるし、お客さんが入ってオーケストラの経営的にも助かるし、なんとなく「1年が終わりました」のような雰囲気が出るので基本的に誰も損をしない公演になります。これが1年じゅうずっと『第九』 ...
おかやまマラソン2024の感想。上り坂がきつかったが完走したときの達成感は他に比べるものがない
2024年11月10日(日)に開催されたおかやまマラソン2024に出場し、無事完走できました。速報値ではおよそ4時間50分程度。2月のそうじゃ吉備路マラソンと比べると1分しかタイムが変わっていない・・・というか誤差の範囲なので、ほとんど実力が伸びてないんじゃないかというの ...
ヴァイオリンはテクニックが上手ければいいのか?
フィギュアスケートなど、スポーツの世界では進歩が著しいです。私が子供だったころは、「トリプルアクセルができればすごい」みたいな風潮でしたが、21世紀になると時代は3回転から4回転になりました。まず男子で4回転に成功した選手が現れ、そのあと女子も4回転に挑むよう ...
サントリーホールへは溜池山王駅よりも六本木一丁目駅のほうが近い
いつもサントリーホールへ行く時には南北線を使っていました。四谷で中央線から南北線に乗り換え、そこで溜池山王で下車。さらにそこから何分もかけて長い地下通路を歩き、ようやく地上に出てANAインターコンチネンタルホテルの前を通り過ぎてカラヤン広場に到着。はー、やっ ...