当たり前すぎる話ですが、機関銃を装備した軍人に素人が竹槍を持って突撃しても間違いなく射殺されます。そんなことは試してみるまでもなく分かるでしょう。映画『ラストサムライ』の最後の戦いではガトリング砲の威力の前に、馬に乗って突撃しようとする侍たちがなぎ倒され ...
ベートーヴェンの『ヴァイオリン・ソナタ第5番 春』を演奏するうえでの注意点(練習メモ)
まったく歯が立たないベートーヴェンの『ヴァイオリン・ソナタ第5番 春』。曲が長く、地味な箇所が多く、ピアニストと一緒に音を出してみないと曲として成り立たないので、1人で練習していると「なんじゃこりゃ」なところがかなりあるとんでもない曲でした。聴いている方は ...
立川から成田空港へのリムジンバスはいつ運行再開になるのか?
立川から羽田空港、成田空港へは立川バスによりリムジンバスが運行されていました。過去形で語らねばなりません。新型コロナウイルス感染症の影響によりどちらも運行停止となりました。2024年夏にようやく羽田空港線は復活しました。にしても復活に4年もかかるなんて遅くない ...
マラソンの走力向上の秘訣。人によって言っていることが全然違う件
これまでなんとなくランニングしているだけでしたが、それでは走力向上はほとんど期待できず、フルマラソンのタイムも縮むわけではないことを知り愕然となりました。改めてマラソンの走力向上の秘訣を探るべく、色々な本を読んだり、ランニング系YouTuberの動画をチェックし ...
夏目漱石の言葉「吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている」→わかりみが深い
夏目漱石は「吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている」という言葉を残しています。明治~大正時代に小説を発表した彼は、江戸時代から明治維新を経て急速に近代化を遂げつつある日本を描くいっぽう、その近代に追いついていけない人々の懊 ...
シャコンヌは踊りのための音楽なのに踊りのための音楽らしく演奏できない件について
ヴァイオリンで「シャコンヌ」といったらバッハのアレが一番有名ですが、その他にもヴィターリの「シャコンヌ」など、いろんなシャコンヌがあります。他にも管弦楽曲ですがパーセルも「シャコンヌ」を書いていますし、ブラームスも『交響曲第4番』では終楽章にパッサカリア( ...
マラソンのスピード強化のために筋トレもしなければならない件
毎日というわけでもないが1回7kmを標準距離としてぼちぼちランニングしていたらフルマラソンを4時間50分で走り切ることができました。しかし練習のときは、1kmあたり6分程度のスピードが限界で、なぜそれ以上の速度にならないのだろうと思っていました。答えは簡単で毎日同じ ...
ラフマニノフの『音の絵』、イメージしづらいのになんでこんなタイトルなのか
ラフマニノフといえば『ピアノ協奏曲第2番』がきわだって有名です。あとは『交響曲第2番』と『パガニーニの主題による狂詩曲』といったところでしょうか。ほかにも小品なら「ヴォカリーズ」。これらはロシア情緒纏綿たる作品であり、ロマン派音楽の流れに属するものです。人 ...
内向型の性格の人におすすめしたいシュティフターの文学
アーダルベルト・シュティフター。知らないよ、で片付けられてしまうのはあまりももったいない。彼は19世紀オーストリアの作家・画家であり、特に静謐で内省的な作風で知られています。彼の「小さなものの中にこそ、真の美と価値がある」という考えは、その文学の本質を表し ...
感想:新国立劇場バレエ・コンサート2024
2024年11月16日(土)、17日(日)に開催された新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・コンサート2024」。私は2日目を鑑賞しましたので感想を書き記しておきます。未来を担う若いダンサーの卵たちの研鑽過程を発表する機会がこうして確保されていることを嬉しく思います。「ダ ...
東京駅が歩きづらい。成田空港は歩きやすい。なぜだ。
私はいわゆる陰キャ歩き(直線でシャカシャカと黙って歩く。命名ワイ)を毎日のごとく行っています。そうすると時間が節約できて得です。その私は、新幹線を利用するために東京駅に降り立つたびにいら立ちを抑えることができません。人が多くて歩きづらいのです。国内外からの ...
失敗に向けた計画を立てることの大切さについて
人は普通、成功に向けて計画を立てます。たとえば富士山登山をどうするかとか、入試に向けてどう追い込みしていくかとか、マイホームを購入するための資金計画はどうするかとか・・・。他方で、世の中には自分が進路から外れてしまったら何をするかを事前に決めておく「実行 ...