ヴァイオリン・ソナタ。それは小品ではありません。「タイスの瞑想曲」とか「愛の挨拶」とかは小品です。文字通り、小さな作品で3分から5分くらいで完結します。こうした曲の特徴は、ヴァイオリニストが主役で目立つように書かれているということ。ピアニストはあくまでサブ ...
バレエの発表会にかかる費用はいくら? 20万円!?
恐ろしい。本当に恐ろしい。こんなにお金がかかるなんて。『バレエ語辞典』(富永明子著・誠文堂新光社)によると、バレエの発表会出演費は2万~20万円程度かかるというのです。・・・って2万と20万だとまるで違います。どうやら教室が単体で舞台を借りて行う場合や、複数の ...
案の定ロシアはロシアだった。「ソフトな権威主義」
バラク・オバマ。第44代アメリカ大統領として2008年11月に選出され、2期にわたってこの務めを果たしました。彼は1960年代から1970年代にかけて大人になっており、冷戦という言葉にリアリティを感じる世代でした。当時の小説や映画では、ソ連がいわゆる悪役として描写されてい ...
マラソン大会のためのホテル予約はとにかく早いほうがいい
2024~2025年のマラソン大会のシーズンが始まり、私はとある大会にエントリーしました。といっても自宅からすぐに行ける距離などではない場所での開催のため、ホテルの予約も当然ながら必須となります。調べてみたところ、一泊あたり7,000円くらいで宿泊できることがわかりま ...
感想:『ラブライブ! スーパースター!!』第9話「ザルツブルガー・ノッケルン」
『ラブライブ! スーパースター!!』の第9話「ザルツブルガー・ノッケルン」。私の推しウィーン・マルガレーテにとうとうスポットライトが当たりました。なぜか食いしん坊キャラという属性が付与されてしまった彼女。まるで「強敵を仲間にした途端にぽんこつになる」という少 ...
ファミマのニュージーランドワイン「コア ソーヴィニヨンブラン 750ml」の感想
ついにファミマでも取扱がスタートしたかという感があります。できれば秘密にしておきたかった。でも実力あるものが世に知られるのは当然です。そう、NZワインがいよいよファミマでも販売されるようになりました。「コア ソーヴィニヨンブラン 750ml」という商品です。ファ ...
感想:三菱一号館美術館の再開館、「不在」展覧会
2024年11月23日に再開館した三菱一号館美術館で開催されている「ロートレックとパリ 1900年」展を訪れてきました。この展覧会は、19世紀末から20世紀初頭のパリを代表する画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの作品とともに、その時代のパリ文化を紐解く素晴らしい内 ...
感想:アーティゾン美術館「ひとを描く」
アーティゾン美術館で開催されている「ひとを描く」展(2024年11月2日~2025年2月9日)は、古代ギリシア陶器から近代ヨーロッパ絵画まで幅広い時代の人物表現を取り上げた展覧会です。この展覧会では、石橋財団のコレクションを中心に、古代から近現代に至る85点の作品が展示 ...
たった20年で世界が様変わりしてしまう件
20世紀の初頭、ロシア革命により帝政ロシアが消滅し、代わってソビエト連邦が成立します。この国家は共産主義を世界中に拡めるというなんとも迷惑なことを開始します。その試みはかなり成功し、東欧や中南米、東南アジアなどで共産主義政権が誕生することになります。そして ...
舞浜アンフィシアターは舞浜駅から思っているより遠い件について
舞浜アンフィシアター。ウィキペディアによると、2022年10月から劇団四季(四季株式会社)がディズニーミュージカル『美女と野獣』を本シアターにてロングラン上演することを2021年12月に発表した。劇団四季はこれまでに7作品のディズニーミュージカルを上演しているが、東京 ...
カルロス・クライバーのベートーヴェン『交響曲第5番 ハ短調 運命』は1974年録音。なんと50年前の録音だった
当たり前のように名盤の名をほしいままにするのがカルロス・クライバーの遺したベートーヴェンの『交響曲第5番 ハ短調 運命』。私がクラシックを聴き始めた中学・高校のころからずっと名盤だ名盤だと言われ続けていました。そして今もその座はゆるいでいません。そうなって ...
ブラックホール内部に時間は存在するのか
数年前にブラックホールの撮影に成功したというニュースが流れました。国立天文台の発表によると、イベント・ホライズン・テレスコープは、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクトであり、ブラックホールの画像を撮影することを目標としています。2019年4 ...