ブラームスといえば重厚な作風で知られています。例えばベートーヴェンの交響曲を意識して作曲に20年あまりかけてしまった『交響曲第1番』などはその典型例でしょう。どうやら当時の楽壇ではベートーヴェンの死後いわゆる交響曲不作の時代が続いていました。たしかにメンデル ...
カテゴリ: ヴァイオリンのこと
ベートーヴェンの『ヴァイオリン・ソナタ第5番 春』に着手してスケール練習のありがたみを知る
このブログは「友だちいない研究所」といいます。つまり私には友だちがいません。いやポムポムプリンという友だちがいたか・・・。プリンくん、いつもありがとう!マカロンちゃん、おめでとう!ひなまつりケーキでお祝いだよ♪ pic.twitter.com/EfBGybW0Jd— ポムポムプリン ...
ヴァイオリンを習って、いわゆる名曲に進むステップとは
ヴァイオリンを始めてからわりとほとんどの人が簡単に挫折します。何しろ難しすぎます。車の運転とかシチューの作り方とか英検2級とかと比べるとハードルが高すぎます。チューニングからしてやりづらいです。音程は取れません。いつまでたってもギコギコ音から脱却できません ...
「このヴァイオリン協奏曲は演奏不可能」→弾けました
チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」は1878年、スイスのクラランで完成しています。彼がこの作品に着手したのは3月17日で、なんと4月10日には書き上げています。ということは1ヶ月かからずに完成にこぎつけたということですね。ところがこのあと、初演時のヴァイオリニ ...
本番1回は練習100回に匹敵するのはどうやら本当らしい
先日、人前でヴァイオリンを披露する経験をまた一つ積むことができました。「人前」ってどうせ身内だろ、友だちとかだろ、とツッコミが入るかもしれませんが、そんなことは断じてありません。このブログは「友だちいない研究所」。私には友だちがいませんから、「演奏会に来 ...
ニコラ・ベネデッティはもっと聴かれてもよいヴァイオリニストだと思う
ニコラ・ベネデッティといっても日本ではあまり馴染みがないヴァイオリニストでしょう。ウィキペディアによると、1987年、ノース・エアシャー、ウェスト・キルブライドにてイタリア系の裕福な家庭に生まれる。4歳の時、姉ステファニーが受けるスズキ・メソードのレッスンにつ ...
ヴァイオリンの練習をしていると、本番前になってもいつまで経っても完成しないと思って愕然とする件について
はるか昔のこと。私はセンター試験前夜になって愚かにも国語の予想問題を問いてみたらいつもは8割は正答できているのになぜか7割以下の得点率だったので気が動転して腹が立つわ、悔しいは、これは何かの間違いだわと思うわ・・・、とにかくパニックに陥りました。そもそも前 ...
ヴァイオリンのE弦は常にストックしておいたほうがいいだろう
ヴァイオリンを弾く人にとって「どの弦を使えばいいのだろう」というのは悩みどころでしょう。黙ってドミナントを使えば普通はOKです。好みの問題でエヴァ・ピラッツィだったりオリーブを使っても問題ありません。有名な弦の通販サイト「I Love Strings.」を見ているとパッシ ...
肩当てViva La Musica(ヴィヴァ・ラ・ムジカ)をリストラする
ヴァイオリンを弾くときに大抵の人が使っているアイテムである「肩当て」。いやはや、20年前は3~5千円あれば買えたような気がする(うろ覚え)のですが、最近は四捨五入すると1万円くらい出さないと買えなくなっている気がします(個人の感想です)。私は7年くらいViva La M ...
チケットノルマを課せられた。友だちがいないとどうすればいいのか?
劇団やアマチュアオーケストラで課されることの多いのがチケットノルマです。正直、あまりいい響きがしません。ノルマ。1枚たとえば3,000円のチケットをたとえば10枚渡されたとします。するとあなたは3万円赤字ということになります。まだ舞台に立つ前から赤字。なんだか釈然 ...