日向きょう先生の新作、『羽柴くんは152センチ』第2巻。主人公の羽柴くんは題名のとおり身長が152センチ。日本人男性の平均身長は170センチほどですから、そうとう低いことになります。幼なじみの羽柴くんと数年ぶりに再会したら、美しすぎる152センチ男子になっていた。しか ...
カテゴリ: 書評
前田裕二さんは努力家である。なぜそんなに努力できるのか? 理由は「志」でした。
SHOWROOMの創業者であり、一躍時代の人となった前田裕二さん。著書『人生の勝算』を読むと、大変な努力家だったことが記されています。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、UBSという外資系投資銀行に就職。ここで猛烈な働き方をスタート。僕は、入社以来、早朝出社を続 ...
Audibleに向かない人もいる。通勤中に本を聴くと頭に入ってくるのか? →無料体験でイマイチだったら速攻解約でOK
アマゾンが提案する新しい読書の形であるAudible。これは小説やビジネス書などを朗読された音声を購入するというもの。『君の名は。』などの有名作品や『人生がときめく片づけの魔法』のようなベストセラー作品を耳から聴くことができます。これは車や電車で通勤している人、 ...
天声人語は600文字くらい。長文SEOへのアンチテーゼになるか?
朝日新聞の有名コラム「天声人語」。かならず第1面に掲載されており、入試問題として使われることも。600文字くらいで、1、2分もあれば読めてしまうような長さのなかに言いたいことがきちんとまとめられています。声に出して読んだ時のリズム感もよく、さすがにプロが書いて ...
そもそも夢は叶わないもの。成功者が生存バイアスで語っているという現実。為末大さん『諦める力』より
為末大さんの著作『諦める力』。為末大さんは1978年広島県生まれ。男子400メートルハードルの日本記録保持者とされています。もともと100メートル走の選手でしたが、「自分がこのまま続けてもこの競技で勝ち上がれるとは思えない」「この競技に固執するよりも、400メートルハ ...
書評:遠藤周作『イエスの生涯』に見るイエス・キリストの孤独。
バッハの『マタイ受難曲』を聴くうえで、新約聖書のことを理解しておいたほうが良いだろうと思い、久しぶりに本棚から引っ張り出したのが遠藤周作さんの『イエスの生涯』。この本は『死海のほとり』を執筆するために遠藤周作さんが資料を集めた成果が披瀝されています。実際 ...
書評:遠藤周作さん『人生の踏み絵』。「愛」とは何か。実践可能なのか? に悩む。
祖父と祖母がクリスチャンだった影響で、私は中学~大学時代に遠藤周作さんの本をよく読みました。『海と毒薬』や『おバカさん』、狐狸庵もの、『深い河』・・・。純文学から軽めのエッセイまで、これらの本のなかには「人間とはなにか」という深い問いが随所に顔を出してい ...
山口真帆さん写真集『Present』の感想。未来に目を向けた時、人は変われる。
2019年9月17日、山口真帆さんの写真集『Present』が発売となりました。私は以前も彼女のことについて記事化したことがあり、今後どうなるのだろうと心配していたこともありましたが、そんな懸念を吹き飛ばすような、様々な表情が収められた1冊となっていました。今日の記事で ...
『羽柴くんは152センチ』の感想。低身長男子が可愛い!
私(男)は身長が156センチです。この身長を偏差値で表現すると、なんと20.8だそうです!にじゅってんはち!!大学受験の場合、偏差値35を下回ると「ボーダーフリー」=BF、つまり誰でも合格できるFラン大学ということになります!出そうと思っても出せない記録、20.8! \( ...
小説『天気の子』、読書感想文に使えそうな表現・ポイントをを整理。
学校の宿題などで出されがちな読書感想文。この課題が好きだという人は多分少数派ではないでしょうか・・・。私自身も読んだ本の感想を原稿用紙何枚にまとめて書けと言われても何をどんなふうに書けばいいのか分からず、しかも読んだ本にまったく共感できなくて苦労した記憶 ...