ぼっちになるとどんな心理になるのか? 

1.白ぼっち
2.黒ぼっち

2パターンある・・・? と思い立ちました。(でもこれは仮説ですよ)

1.の場合:やりたいことがいっぱいあるから本気で没頭しなきゃ。今日はこれとこれを片付けて、そのあとでアレをやらないと・・・。ああ忙しい。
→研究者、芸術家なんかがこのパターン。

2.の場合:俺がぼっちなのは誰々のせいだ。何々のせいだ。だから俺はぼっちなのだ。犠牲者なのだ。社会が悪い。時代が悪い。恨みだけがつのる。
→犯罪に走ってしまいそうなパターン。

では1と2の分かれ目は何なのでしょう?
自分なりに整理して考えてみましたが、結局のところその人が「真摯にうちこめる何か」を見つけることができたか、そういう巡り会いがなかったか、の違いかもしれないですね。

その「何か」を見つけることができたり、できなかったりは、本人の能力、感受性に左右されることはもちろんのこと、生まれ育った環境によるところが大きいのかもしれません。(正直、地方都市に生まれ育った自分は、上京してから東京と地方の文化レベルの違いを様々な時に感じ取りました。そして文化レベルの違いは、その裏付けとなる経済レベルつまり金銭的豊かさの違いでもあったのです)

「あいつが落ちぶれてしまったのは、努力しなかったからだ」
「あいつがぼっちなのは、コミュ力がないからだ。社会に対する甘えだ」
成功した人はややもすればそんな考えに陥ることがあるかもしれないですね。成功するためには人一倍の努力をしなければいけない訳ですから、その積み重ねを誇りに思うのは至極当然のことです。

だからといって、「そうはならなかった人」を努力不足と断罪するのは早計ではないでしょうか。
「そうならなかった人」は、「もしかするとそうなっていたかもしれない、もう一人の自分」であったかもしれないのですから。